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歯科医療を良くする千葉県連絡会が総会


4月22日、『歯科医療を良くする』千葉県連絡会が、第8回総会を開催しました。第一部として、千葉県歯科保険医協会・口腔プロジェクト委員の高橋春輝氏を講師に「歯が大事な理由、全身疾患とのかかわり」をテーマに記念講演が行われました。

 高橋氏は、歯科協会作成の口腔リーフレットの内容を中心に、特に誤嚥性肺炎や睡眠時無呼吸症候群の合併症、それらの歯科的治療などを中心に歯の重要性を強調。「是非皆さんの生活にリーフレットを役立てて欲しい」と紹介しました。参加者からは、歯ぎしりの原因と体への影響、子どものいびき、睡眠時無呼吸の検査などについて質問が寄せられました。

 第二部の総会で挨拶に立った武道会長は「私は81歳になったが自分の歯は26本あり、咬んで食べる喜びを知っている。安心して暮らせるためにも健康保険で良い歯科医療が受けられることが大切だ」と述べました。

 総会では、調査、学習・宣伝活動の強化、署名活動、自治体対策の推進などを柱とする04、05年度活動方針案、予算案を討論の上決定、また新役員を選出しました。討論では、補綴物維持管理や「かかりつけ歯科医初診料」についての質問も出され、それに答える中で「門外漢の私にもよくわかりました。これでは充分な医療を提供できなくなるケースも出てきますね」という感想も述べられました。

 最後に「保険で、安心して、良い歯科医療を求めて、患者と歯科医療担当者が力を合わせ、粘り強く活動を進めていこう」との県民アピールを満場の拍手で採択しました。

「歯科医療を良くする」千葉県連絡会総会が開催されました。