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横浜市医師会が「バイオ特区」反対を表明--神奈川協会との懇談要請後に


神奈川県が、横浜市に株式会社の美容外科クリニックを開設する「神奈川バイオ医療産業特区」を申請したことに対し、横浜市医師会は会長名で、反対の立場を明確にする文書を松沢県知事宛に提出しました。

これによると、この特区申請に対し横浜市医師会は「当該計画地の医師会であるにもかかわらず、市・県当局より何等事前説明を受けておらず」、詳細を知らされていないということです。更に日本医師会、県医師会が医療特区や営利資本による医療機関経営への参入問題でこの間とってきた態度を紹介、「特区制度は市民の命や健康を守る医療を市場原理の俎上にさらすもので、わが国の医療制度を根幹から崩壊に導く」と断固反対を表明しています。

神奈川県保険医協会は、これに先立つ6月1日、この問題で横浜市医師会と懇談し、反対の態度表明等を要請していました。