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06年度の社会保障予算案伸び率、過去最低


 昨年12月末に発表された06年度の社会保障予算案は20兆4187億円で、対前年度伸び率は1.0%と、厚労省が社会保障関係予算の発表を開始した98年度以降で最低の伸び率となっています。

 伸び率抑制の原因は、@高齢者の患者負担を1〜2割から2〜3割に増やすなどの患者負担増で900億円削減、A診療報酬の3.16%引き下げで2390億円の削減などが要因です。

 06年度予算案は今月20日から開会される通常国会で審議されますが、日本の社会保障費は先進5カ国の中で最低レベルにあり、患者さんや国民の願いに応えて予算を大幅に拡充させることが求められています。