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社会保障を守ろうと医師ら2200人が集会--近畿総決起集会

社会保障を守ろうと医師ら2200人が集会を開きました。

社会保障を守ろうー、患者負担を減らせーー。2月26日夕方、大阪の目抜き通り・御堂筋を2200人がデモ行進。小雪の舞う中、白衣姿の医師が先頭に立って医療改善などを訴える様子に、通りがかった人々は最初は驚いた様子だったが、「お医者さんが体を張って医療を守ろうとしている」と市民の反応は上々でした。社会保障改悪阻止2005近畿総決起集会の一環です。

 総決起集会は「守ろうくらしといのち、健康と平和は世界の願い」をスローガンに、保団連や社会保障推進協議会の近畿ブロックなどが主催し、中之島中央公会堂で開催されました。1、2階のホールは超満員となり、大型スクリーンが設置された3階も立ち見が出るほどの熱気。

 総決起集会では、実行委員長の井上賢二・大阪社保協会長が「政府などは、社会保障の大改悪を強力に進めている。けわしい道のりだが、私たちも連携を深め運動を強めていこう」と力強く挨拶。兵庫県保険医協会の池内春樹理事長が「小泉内閣の社会保障大改悪に抗議し、国民に真実を知らせて、圧政を跳ね返す運動を全国に広げよう」と基調提案しました。

 続いて、近畿各地の医師・歯科医師や年金生活者、阪神・淡路大震災の被災者らが、医療、介護、年金、福祉など様々な分野の社会保障が切り捨てられている実態を報告。憲法25条に保障された社会保障を守ることは、9条の平和を守ることと表裏一体であるとの認識で一致。平和憲法を守り、社会保障を拡充することなどを求める集会決議を満場一致で採択しました。

 その後、参加者らは「社会保障充実を」などと書かれたプラカードを手に、大阪市役所前から御堂筋西側を通り、西梅田公園まで2キロの道のりを歩きました。また、公的保険が整備されていないアメリカで、生命の危機に瀕した子供が民間保険の契約約款により、心臓移植が受けられない事態になり、父親が病院ジャックしてまで助けようとする映画「ジョンQ」の上映会もありました。

 参加者の1人は「社会保障全体が大きく崩されようとしていることを初めて知った。家族や職場で話し合い、どう運動していくか考えないと」と話していました。