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株式会社クリニックは開設不許可に、と横浜市へ要請……神奈川協会



 8月3日、神奈川県保険医協会の平尾理事長らは、バイオマスター社の診療所開設の不許可を求めて、横浜市へ申入れを行いました。市からは衛生局地域医療政策部長ら3人が応対しました。

 協会からは、バイオマスター社の「再生医療」に関するデータは公表されていないことも指摘し、開設許可の可否の検討については、安全性を重視した判断をするよう強く要望しました。また、バイオマスター社が厚労省には提出している23例の臨床データの公開、医療技術を客観的に検討するため市に倫理審査委員会を設置することなども提起しました。そしてJR事故や航空機トラブルの例も出し、営利企業による医療提供は利潤追求が優先され安全性が二の次になるとして、「市が十分に安全性を精査することなく開設を許可すれば、将来に禍根を残すことになる」と強調しました。

 これに対し市衛生局は、「経緯や書類上では開設要件を満たしていると判断している」としながらも、全国初の事例であり、特区法では株式会社の施設基準等が詳細に記述されていないこともあるので、調査し、慎重に判断したい」と述べました。