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日数打ち切りは、命・生活の打ち切り--青森県下北地域のリハビリ調査より



 青森県保険医協会の大竹理事は12月6日に、青森県むつ市にある下北医療センター「むつ総合病院」と、むつ下北医師会が管理運営する「むつリハビリテーション病院」を訪問し、病院長と担当スタッフと懇談。リハビリ日数制限が下北地域の医療現場に及ぼしている影響を調査しました。

 その結果、

@ リハビリ供給量が極端に不足している。日数制限問題以前から、病院数・スタッフ数も少なく、必要なリハビリを提供できない。

Aリハビリ関連の介護サービス(デイケア・通所サービス、訪問リハビリ)もスタッフ不足からほとんど稼働していない。訪問リハビリは風間浦村で3例、週1回行われているが、移動時間を考えると3例でも勤務時間内に帰院できない時がある。これから冬季間は月1回に減る予定。

B障害児者リハビリ施設は下北医療圏には一つもなく、通院するには片道2〜3時間かかる青森市、八戸市の施設が対象になるが、物理的に通院不可能。

C日数制限後の対応では、リハビリ中断で機能低下している例も見られる。

Dこれらの問題を解決する形で医療と介護の療養病床が機能していたが、療養病床が廃止されれば、地域のリハビリは崩壊の危機にある。

ことなどが判明しました。リハビリ日数制限が地域の実情を全く無視したものであることが分かりました。