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地域医療まもれ! 近畿の医師・医療者のつどいに1千人


 3月11日、「地域医療を守る近畿の医師・医療者のつどい」(同実行委員会主催)が、大阪国際会議場で開催され、開業医、医療従事者、市民ら約1000人が参加しました。

 つどいでは、呼びかけ人を代表して、池内兵庫協会理事長が開会挨拶、患者さんのためにも、政府に医療従事者の数を増やさせようと呼びかけました。

 はじめに済生会栗橋病院・本田宏副院長が、「日本の医療崩壊 医師の果たす役割」と題して講演。「日本の医療は、他の先進諸国比べ絶対的に不足している医師数や安すぎる医療費のなかで、医療従事者の聖職者さながらの労働によって支えられてきた」ことを強調。絶対数は足りているとの立場を崩さない政府を批判しました。そして無駄な公共事業や軍事費を医療に回せば医師の増員や診療報酬引き上げは可能だと訴えました。

 続いて講演した小山田惠全国自治体病院協議会会長は、「危機に瀕している地域医療をいかにして守るか」として、病院勤務医の過酷な労働実態をふまえ、当直あけ勤務の解消や当直手当の引き上げなど、労働環境改善の課題を提起しました。

 その後、「医師労働と地域医療崩壊を考える」をテーマにシンポジウムを行い、医師不足や過重労働の実態、深刻な地域の医療供給体制の実態と地域の病院と医療をまもる住民運動の前進等が報告されました。また、患者の立場から、医療情報の公開・開示を求める市民の会代表世話人の勝村久司氏が発言しました。

 参加者は今年の地方選挙や参議院選挙で、低医療費政策を転換する候補者を選ぼうと確認しあいました。