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大量の医薬品を届けた

箱石会長(左)に義援金を手渡す
住江会長。

住江会長、岩手・箱石会長に医薬品等手渡す


 住江憲勇会長を先頭に、東北関東大震災の罹災協会を激励訪問している保団連支援の先遣隊4人は17日早朝6時、宮城から陸路猛吹雪の中、岩手県にむけ東北道を200キロ北上。岩手協会に支援物資と見舞金を届けた。

 箱石勝見岩手県協会会長は、「被災後7日経ったが、いまだ会員の安否を確認できない。報道されているように大船渡、陸前高田の市街地は壊滅状態にある。沿岸部の会員医療機関や自宅はほぼ全滅ではないか。避難所などで生存が確認できた会員も一部いるが、依然安否の確認に全力を挙げている。医院や医療機器の損壊状況も集約中。電話などの通信手段も沿岸部では全く復旧していない。県内を移動したくてもガソリンも無いので行けない。約1000人の会員のうち約150人が沿岸部、情報集約に全力を挙げている。」と惨状を訴えた。

「まずは会員安否確認に全力を。保団連と会員は会員とともにある、寄り添うことを被災会員に一刻も早く伝えたい」と、住江会長は被災した東北各協会を全力で支援する決意を表明した。17日午前11時現在、沿岸部148医療機関(会員)のうち、生存の確認が取れているのは86人。また、14日時点で実施されたファックスによる安否確認には194医療機関(医科127、歯科67)から回答があり、医科3医療機関と歯科6医療機関が休診していることが17日現在判明している。

 内陸部、盛岡の市街地は地震による被害は、東北新幹線の高架橋脚にがひび割れするなどがあるものの、市街地の損傷は、沿岸部の津波被害を比べると比較的軽度。しかし、当地でも食料と燃料の不足は深刻で、一見市民生活も通常通りに見えるが、品切れで閉鎖中のガソリンスタンド前には入荷を待つ自動車が長蛇の列。コンビニエンスストアやパン屋の前には食料を求める住民が寒さと行列に耐えている。

 昨日訪問した宮城県はさらに深刻な様相。電気は徐々に復旧しつつあるが、ガス、水道が復旧しておらず、尽きかけた食料をわけあっている状況。都市ガスの復旧はめどが立たず、被災者が暖を取り、暖かい食品を採るためにも、カセットガスコンロ、ボンベが当面は大量に必要。

 先遣隊一行は宮城県民医連が確保している支援要員用に確保している施設に宿を得たが、其処自体津波被災している松島温泉旅館地域は電気は復旧したものの水、ガスは絶たれたままで、食料もない。館内も鏡、ガラス類などが割れたままになっている。周辺道路も津波被害の深刻な爪あとが色濃い。道路状況も幹線を中心に改善しつつあるが、破損した自動車や家屋、瓦礫の山を掻き分けながら進むことになる。