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ドクターズウォークに2500人…各協会・医会から480人参加


2500人が参加しました。

  11月20日、東京・日比谷野外音楽堂で「ドクターズ・デモンストレーション2011〜震災復興・医療再生 ドクターズウォーク〜」が開催されました。前日の大雨から一転、秋晴の爽やかな1日となり、北海道から沖縄まで医師・歯科医師800人をはじめ、全国から約2500人が集いました。各保険医協会・保険医会からは、46協会・480人(うち、医師・歯科医師243人)が参加しました。
 集会では、主催者を代表して植山直人氏(ドクターズ・デモンストレーション2011事務局長)があいさつ。「本日は一連のドクターズ・デモンストレーションの最後のメインイベント。20数年にわたる非常に不健康な医療制度こそ、医療崩壊という日本医療の病の元凶である。医療従事者と患者・国民の共同でちゃんとした治療をすれば医療は再生できる。本日の集会を医療再生の歴史的一歩としたい」と訴えました。
続いて、「被災地からの訴え」として、岩手・宮城・福島から3氏が登壇しました。山野目辰味氏(岩手県立大船渡病院救急センター副センター長・災害医療科長)は、「日本で医師数の少ない岩手県でも、さらに医師が少ない沿岸部で震災が起きた。陸前高田市中心部では医療機関が2つしかなく、保健師も半数が亡くなった。現在も戦場のような状態で仮設住宅・避難所の医療支援を行っている。ぜひ全国からの支援を」と訴えました。
藤原大氏(宮城県・坂総合病院)は「生活再建の糸口がつかめない仮設住宅の人々に診療だけでなく、映画鑑賞会や縁日なども催してきた。そんな中で、南三陸町の若者たちが、『なつかしい未来の会』を立ち上げ、町の将来をみんなで考えようという意気込みある取り組みもでてきた」と報告しました。
松本純氏(福島医療生協わたり病院いいの診療所)は、「原発立地・隣接地域の人々は、原発事故のため、避難にまた避難という状況におかれた。福島県は人口も1割減となり、医療機関も例外なく減少している。『原発やめろ』という声を福島だけでなく、全国からも声をあげてほしい」と呼びかけました。
最後に閉会のあいさつを行った本田宏氏(ドクターズ・デモンストレーション2011世話人)は、「前向きに、建設的に、あきらめず、問題の本質を明らかにして解決していくことが大事。現場で四苦八苦しているわれわれ医療従事者が国民の幸福度とは何かを考えて行動しよう」と集会を締めくくりました。
集会後は、参加者によるドクターズウォーク(銀座コース)を実施。銀座のまちを白衣姿の医師・歯科医師を先頭に参加者全員で行進。「ストップ・ザ・医療崩壊」「震災復興・医療再生」の「のぼり」や、それぞれの要求を掲げたプラカード・デコレーションで、銀ブラを楽しむ多くの市民に「医療再生」の思いを訴えました。