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全国保険医新聞連載小説が映画化
―「いしゃ先生」来春全国公開へ試写会―

(全国保険医新聞2015年8月25日号より)

 

いしゃ先生 7月25日、山形県西川町に実在した女医・志田周子をモデルにした映画「いしゃ先生」の完成披露試写会が同町で地元関係者向けに行われ、200人が参加した。原作は本紙で連載していた。

 上映に先立ち「志田周子の生涯を銀幕に甦らせる会」の阿部幸一会長は、「多くの方の支援でようやく悲願の映画ができた。周子も極楽で感激していると思う」とあいさつ。原作・脚本のあべ美佳氏は、「町や県を超え、全国の方から支援をいただいた。誰一人欠けてもこの作品は完成しなかった。エンドクレジットには支援者全員の名前を入れる予定」と感謝を述べた。

 映画「いしゃ先生」は、昭和初期、突然、故郷の無医村の医師となった周子(平山あや)が、若い女医への無理解や偏見と闘いながら懸命に村人の命と健康を守り、次第に周囲の信頼を得ていく姿を、時に厳しく美しい山形の自然とともに描いた作品。へき地医療の困難さや、保健文化賞授賞式の周子のスピーチに表れる国民皆保険制度への思いは現代にも通じている。

 104分の上映終了後は長く続く拍手と涙を拭く参加者の姿が見られた。

 永江二朗監督は、「120%の力で撮った。監督人生の分岐点になる作品であり、心から愛している。世界に持って行ける作品」と手応えを語り、「へき地医療は世界中に共通する問題であり、映画を通して少しでも考えてもらいたい」と述べた。

 来春の全国公開に先立ち、山形県では11月7日から、先行上映が開始される。詳しくは、「いしゃ先生」公式ホームページへ。

以上