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【熊本地震】支援の気持ちが大きな励み
―木村孝文・熊本協会会長のコメント―

全国保険医新聞2016年5月5・15日号より)

 

 保団連、保険医協会・医会からさまざまな御支援をいただき、感謝を申し上げます。熊本県保険医協会では現在、被災した会員医療機関の状況把握に全力を上げています。
 私の診療所の患者さんには益城町や嘉島町、熊本市東区など被害が大きかった地域の方が多くおられます。家族を亡くした方、今も避難所生活や車中泊を続ける患者さんを通じて、震災の被害の甚大さを痛感します。
 今回の震災では、震度5を超えるような大きな余震が延々と続き、まだ終わりが見えていません。九死に一生を得た人たちも少なくなく、余震のたびに「またあの巨大な地震が来るのでは」という強い不安に駆られ、パニックになられる方もいます。十分に話を聞いて、不安や恐怖を共有することで安心されます。また不眠、便秘、下肢の浮腫、血圧上昇なども非常に増えています。
 患者さんたちは地域の中でいつでも受診できる、相談できる医療機関を強く求めています。医療機関は地域の中で診療活動を続けることが最も大きな被災者の支援になります。
 患者さんの安心と生活を支え、地域を再生させるためには被災した医療機関の復旧が不可欠です。
 国を始めとする行政には被災者の生活再建と被災者診療の援助に力を尽くしてもらいたいと思います。また被災した医療機関に対し、耐震化を含め再建のための十分な支援を強く要望します。
 不安と困難の中にいる私たちにとって、全国の皆さまからのあたたかいお気持ちが大きな励みになっています。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

以上