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共同して歯科医療の改善を
―日歯新会長を表敬訪問―

全国保険医新聞2016年8月25日号より)

歯科医療の問題について率直な意見を交わした日歯と保団連の役員

 保団連は7月20日、堀憲郎日本歯科医師会会長を表敬訪問し、懇談を行った。保団連からは、住江憲勇会長、宇佐美宏歯科代表、田辺隆、森元主税両副会長が出席し、日歯は堀憲郎会長、佐藤保副会長、村岡宜明専務理事が対応した。
 最初に住江会長が、厳しい情勢の中での日歯会長就任へのお祝いと、今後の取り組みへの期待を述べた。
 宇佐美歯科代表は、手法や考え方に違いもあるが歯科医療改善という目的は同じであり、今後は定期的に意見交換したいと要望し、保団連が取り組んでいる、@患者の受診実態調査、A要介護高齢者の口腔調査、B女性開業医師・歯科医師アンケート、C歯科技工所アンケートの資料を手渡し、説明した。

「か強診」などで意見交換

  懇談では、保団連から今次改定で導入された「か強診」(かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所)について、初期う蝕やSPTへの対応などが点数評価されたことから歓迎する一方で、か強診に対する不安もあり歯科医療機関の中では評価に両面があるとの指摘に対して、日歯からはCAD/CAMの普及を例に「今は財源ありきの改定であり、すぐに取り組めるものは評価が低く設定される。口腔外バキューム機器設置など初めはハードルが高くても取り組みが進んで伸びていくことを期待したい」との説明があった。
 指導問題への対応、歯科技工問題についての日歯の考えを求めたところ「指導大綱自体の見直しは中医協マターになりさまざまな議論を惹起するので慎重を要する。大綱の上での問題は、選定委員会の透明化と、高点数指導の2点であり、指導大綱自体の見直しよりも具体的な指導の運用改善での対応を考えており、日医とも共通認識にある。歯科技工問題では、5月の文科大臣への制度予算要望の中で歯科技工士の人材確保、具体的には職業告知と奨学金、養成学校への補助金の充実を求めたことを明らかにした上で、日歯、日技、日衛の3団体で定期協議と実務者会議を開催していく」との考えが述べられた。この他多岐わたる課題について率直な意見交換を行い、今後の協力を期して懇談を終えた。

以上