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「歯と健康」知らせる機会に
―イレバデー・イイハデー―

保団連歯科代表・副会長 宇佐美 宏
全国保険医新聞2016年9月15日号より)

 

 10月8日(イレバデー)から11月8日(イイハデー)までの1カ月間を、保団連は歯科医療の大切さを伝え、保険で良い歯科医療の実現をアピールする期間と位置付け、全国の保険医協会・医会でさまざまな取り組みが行われる。イレバデー・イイハデー月間に向けた、保団連歯科代表の宇佐美宏氏の呼び掛けを掲載する。

 

歯科の実態に注目集まる

 この間、新聞、雑誌などで歯と健康の重要性、歯科医療問題が取り上げられ、一部歯科医院の経営危機等も報じられていますが、その根源にある国の低歯科医療費、低診療報酬政策については触れられていません。
 一方、この間の格差と貧困の広がりのなかで保団連が実施した受診実態調査や歯科技工所アンケート、大阪歯科保険医協会をはじめとした「学校歯科調査」結果、歯科技工所アンケートなど、市民と歯科医療従事者を取り巻く厳しい現状は、マスコミ関係者や国会議員、地方議員などからも大きな注目を集めています。
 こうしたなかで、保団連は毎年、「入れ歯デー」(保団連が命名)の10月8日から11月8日までを「イレバデーからイイハデー」月間と位置付け、全国各地で歯科医療改善を広く市民にアピールする運動に取り組んできました。
 この月間を市民に歯と健康の大切さ、歯科医療の重要性を知ってもらう機会と位置付け、他の医療団体、市民団体とも共同し、多くの協会・医会が取り組まれることを期待します。

 

昨年の請願署名 29万筆

 保団連は、こうした運動を広く市民にアピールするために、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会に参加し、市民、患者さんと歯科医療従事者が共同して保険で良い歯科医療の実現を求める運動の先頭に立って、活動を進めてきました。
 昨年取り組んだ歯科国会請願署名は29万筆を超え、2016年度診療報酬改定の運動にも結びつけることができました。
 また、「保険で良い歯科医療の実現を求める」自治体請願運動では、今年6月議会終了時点で34・8%の採択率となり、大分県、鳥取県に続き、岩手県でも全自治体での意見書採択が実現しました。

 

「保険で良い歯科」連絡会の結成を

 こうした運動を推進する「保険で良い歯科医療を」各県連絡会は現在、千葉、東京、長野、愛知大阪兵庫、大分の7都府県で結成されていますが、10年6月に大分県で結成されて以降、連絡会づくりが進んでいません。運動推進のためにも、他の医療団体、高齢者団体、市民団体などと共同して、全国での地域連絡会結成が重要です。
 保険で良い歯科医療を求める運動へのご理解、ご協力を呼び掛けます。

 10月8日(イレバデー)から11月8日(イイハデー)には全国で歯と健康を考えるためのさまざまな企画が予定されている。主なものを紹介する(第1次分)。

岩手

11月6日施設での義歯ネーム入れと口腔ケア/11月8日イイ歯デーテレホン相談

茨城

11月20日歯の何でも電話相談

愛知

10月8日第31回歯の供養祭、歯のなんでも電話相談/10月13日あいち高齢者大会分科会、街頭宣伝

三重

10月8日入れ歯供養祭/11月5、6、8日イイ歯デーおえかきてん

大阪

11月3日市民講座

奈良

10月20日介護老人保健施設でデンチャーマーキング

徳島

10月8日第7回入れ歯供養祭

佐賀

10月8日歯の供養祭

大分

11月3日街頭無料健康相談

鹿児島

10月16日無料歯科相談会

以上