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より良い歯科医療を探る
か強診、歯科技工など議論―歯科全国交流集会―

全国保険医新聞2016年11月15日号より)

全国の協会・医会からの参加者が活発に議論した

 保団連は第14回歯科全国交流集会を10月30日に東京都内で開き、歯科医師らを中心に162人が参加した。今次改定で導入されたかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所への評価と対応、技工料金等を引き上げ補綴を守る運動などについて議論しながらより良い歯科医療のあり方を探った。

 基調報告で馬場淳副会長は、歯科医療を取り巻く状況を踏まえ、か強診の評価について▽施設基準の問題点▽基本・特掲診療料の問題点▽点数の問題点―などを整理して報告。また、補綴を守り、技工技術料等を引き上げる運動の今後については、技工料問題の根底にある補綴の低診療報酬を指摘し、保団連が実施した歯科技工所アンケートを生かし「まず知ること、知らせること」が大切と強調した。
 参加者はイレバデーからイイハデー、学校医療券の活用など患者の歯科医療を守る運動、審査・指導・監査対策など多彩なテーマで運動経験を交流し、活発な討論を行った。

歯科の総医療費引き上げを

 宇佐美宏歯科代表は討論のまとめで、か強診、技工問題の根底に低医療費政策があることが浮き彫りになったと強調。保団連のアンケートでは多くの技工士の協力が得られ連携が進んでいることが示されたとして、「歯科医療の危機的状況解決に歯科医療費総枠の引き上げの運動の風をまき起こそう」と呼び掛けた。
 交流会では患者の窓口負担の大幅軽減、歯科医療費の総枠拡大、歯科技工士の技術料の制度的保障、歯科衛生士の評価の抜本的引き上げの4点を求める決議を採択した(決議はこちら)。

以上