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勤務医交流会で「m3.com」編集長
―データ、インセンティブ、患者、地域、プロフェッショナリズム…
医療改革読み解く5つのキーワード―

全国保険医新聞2017年6月25日号より)

活発な活動交流がされた交流会

 

 保団連は第9回勤務医交流会を6月4日に熊本市内で開催した。19協会・医会から勤務医を中心に過去最高となる72人が参加した。
 「m3.com」編集長の橋本佳子氏が「勤務医を取り巻く環境と今後の行方」と題して記念講演した。

 

 終末期、AI、医療の意味を問い直す

 橋本氏は急ピッチで進むさまざまな医療制度改革のなかから、「保健医療2035」、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会報告書」から、新専門医制度などの動きを紹介。制度改革を読み解き対応するキーワードとして、@データAインセンティブB患者(主義)C地域(主義)Dプロフェッショナリズム―の5つをあげた。橋本氏はまた、高齢化や制度の複雑化、医療の進歩、高度化のもと、終末期医療のあり方やAIの活用も含めて、医療の意味が医療者自身に問われていくと述べた。
 また、特別報告として、熊本協会副会長の橋本洋一郎氏が、熊本地震における災害時の医療提供の経験と教訓について報告した。橋本氏は、災害のないときに院内の災害訓練のみならず医療支援のための講習や訓練を受けておくべきだと訴えた。
 この他、参加者による活動交流で、宮城、東京、愛知、大阪、熊本各協会の勤務医部会・委員会の活動が報告された。また、勤務医部会設立に向けた取り組みや、勤務医会員の拡大強化など経験交流や議論が活発に行われた。

以上