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九州北部豪雨 会員も被害
―住江会長が被災医療機関を訪問―

全国保険医新聞2017年7月25日号より)

流木が川を埋め尽くし、濁流があふれ出した
朝倉市杷木池田の筑後川水系上流の川

 

朝倉市の羽野歯科医院で、右から
杉山氏、住江氏、羽野氏

 保団連会長の住江憲勇氏と理事の杉山正隆氏(福岡歯科保険医協会副会長)は7月14、15日、九州北部豪雨で被害の大きかった福岡県朝倉市や東峰村、大分県日田市の会員医療機関を訪問、激励した。朝倉市の訪問は、現地で開業する歯科医師の月俣博通氏の案内で行われた。

 保険医協会などの調査でこれまでに判明している会員医療機関の被害は、朝倉市内で断水により通常の透析治療ができない有床診療所が1件、歯科医院は床上浸水などが7件。大分県日田市では、40床の病院と歯科医院1件が被害を受けている。訪問時に休診している医療機関は3件あった。

 

断水で歯科医院は休診

 朝倉市で歯科診療所を開業する羽野和信氏は、診療所が冠水し多量の泥が流入。隣接する自宅も床下浸水した。羽野氏は「泥を取り除くのに苦労した。診療を再開できたのは、豪雨から5日後から」と語った。杷木地区では、浄水施設が土砂に埋もれ、断水が続いていた。復旧は2週間先になる見込み。休診中の歯科医師の島添武雄氏は、「この状態が長引けば、経営に大きな打撃」と困惑した様子。島添氏には警察から身元確認の依頼も寄せられている。

 福岡医科・歯科、大分の各保険医協会は発災直後から訪問活動等に取り組んだ。全国からボランティアも多く駆け付けているが、晴天により堆積した泥が固まり、除去作業は困難を増している。

以上