福島の子ども医療費無料化を求める緊急アクションをよびかけます
東京電力福島第一原発事故がもたらした放射能が、子どもたちの健康にどう影響しているのか、今後どうあらわれてくるのか、多くの国民が心を痛めています。「福島県内の18歳以下の子どもの医療費無料化」はオール福島の切実な願いであり、私たちの願いでもあります。
ところが、「子どもの健康管理が最優先」「大変重要な課題」と述べていた野田首相が、「福島県だけを国費で無料にすることは、医療制度全体の根幹にかかわる」として、見送りを決定したことに、私たちは驚きを禁じえません。福島県が県独自で実施する方針を決めましたが、それでよしとすることはできません。
原発事故を起こし、子どもたちの健康不安をつくりだしたのは、東電と国です。「医療制度全体の根幹」をいうなら、放射能の影響をもっとも受ける子どもたちがお金の心配なしに病院にかかれることこそ、制度の根幹に据えられるべきではないでしょうか。
福島の18歳以下の子ども医療費無料化の経費は年間90億円とされ、民主党が受けとっている政党助成金(168億円)よりずっと少なく、来年度予算で4機購入するというF35次期戦闘機1機分(100億円)にもなりません。
私たちは、福島の18歳以下の子ども医療費無料化を実現するために、日本中のみなさんに以下の行動をよびかけます。
福島の子ども医療費無料化を求める緊急アクション
(1)野田首相とマスメディア(新聞社やテレビ局)どこか1社、そのほか訴えたい方に要請メールを送る
*首相官邸ホームページ「ご意見募集」宛に、要請2項目を入れて自由に思いを書いて送る
*メディア宛に、「緊急アクション」の報道をお願いする
(要請項目)
@国の制度で福島の18歳以下の子ども医療費を無料にしてください
Aそれが無理なら、独自に実施する福島県に全額補助してください
(2)「緊急アクション」をネット上で拡散させる
(3)期間は2〜3月
2012年2月9日
<呼びかけ人>
安斎 育郎(安斎科学・平和事務所所長)
UA(歌手)
笠井貴美代(新日本婦人の会会長)
香山 リカ(精神科医、立教大学教授)
室井 佑月(作家)
湯川れい子(音楽評論・作詞)
ふくしま復興共同センター放射能対策子どもチーム
*個人の方、五十音順