月刊保団連2007年1〜12月目次
2007・No.927  
月刊保団連 3  

「道」
「実験する社会」と社会的試行錯誤型の政治システム
後 房雄 1

特集
『医療制度改革関連法』で地域の医療はどう変わる
―地域での保険医運動 自治体への働きかけ―
 
戦後最大の危機にたつ憲法・地方自治と医療制度改革 岡田知弘 4
医療制度改革関連法と地域医療 津田光夫 10
制度再建の鍵を握るのは自治体 中村 暁 15
人間らしく生きる権利の回復を―リハビリ日数制限は医療制度構造改革のプロローグ― 大竹 進 21
国・地方自治体への総合的な働きかけで歯科医療の改善を―大阪歯科協会の取り組み― 矢部あづさ 26
地域・自治体への取り組み―地方議員、自治体との懇談を通して得たこと― 箱石勝見 30
島根の議会の9割が意見書採択―療養病床の危機、療養病床廃止・削減計画中止を求め― 古沢正治 35
医の倫理を蹂躙する医療特区―医療商品化の巣窟―

池川 明 39

論考
医療はがし・医師はずしの健康診断・保健指導の民営化始まる(2)―医療費削減のため、医療機関と小太り国民へのいじめ―
服部 真 66

診療研究
女性とタバコ―なにが問題点か、どう対応するか― 中村靖 50
おしゃぶり誘発顎顔面変形症(PFDS)3 亀山孝將 54

文化
水銀と弘法大師―保団連文化の旅に参加して―
工藤 厚 44
何か変だぞ!日本スポーツ(第2回) 見捨てられたスポーツ振興法―支援切り捨てで貧困な国民―
大野 晃 62
名水の源泉を訪ねて
第3回「まちのなかの湧水」
安形 康 58

シリーズ
経営・税務誌上相談320
減価償却制度の改正
益子良一 47
雇用問題Q&A64
人材に苦労している経営者の特徴
曽我 浩 48

会員
保団連のあけぼの〈3〉
―戦後の医療民主化運動と保団連結成まで―
寺本勅男 65
書評 
小松秀樹著『医療崩壊「立ち去り型サボタージュ」とは何か』 加藤欣士郎
加藤欣士郎 43
本棚 49
VOICE 70
詰碁・詰将棋問題34 詰碁・詰将棋解答71  
編集後記・次号予告 72
案内 銀行提携融資のご案内 表2 ◇在宅医療点数の手引き 表3 ◇保団連写真展案内 表4
 
「理事会印象記」は編集の都合上、休載しました。
 

《表紙のことば》
山口県 田千弘 あッ!根っこまで抜けちゃった

毎年、野良生えで育つ裏庭の菜の花、蕾は早春に幾度も摘んで春の味を楽しみましたが、その後放置された菜の花は孫の背丈にまでも伸びて、むせかえる香りを放ち、春休みに遊びに来た孫たちの格好の遊び場と化した。孫たちは「探検ごっこ」と声をはずませて花畑の中に乱入。蜜蜂が花粉にまみれるのを見て目を輝かせ、てんとう虫を3匹も見つけたと大騒ぎ。そのうち「ママに花束をプレゼントしよう」と花を摘みはじめましたが、つい力が入り「あッ!根っこまで抜けちゃった」

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