月刊保団連2008年1〜12月目次
2008・No.971  
月刊保団連 4  

「道」
生存権裁判、進行中! 今年は世界人権宣言から60 年
小川政亮

特集
加速する医療「崩壊」 
− 08 年診療報酬改定・政府の諸政策をみる−
医師不足はとめられるか─希望を捨てずに立ち上がろう 本田 宏
神奈川県における産科崩壊の現状と改善への方向性 池川 明
高齢者の医療・介護は崩壊か─療養病床を有する中小病院の課題 斎藤隆義
都立病院再編で地域医療の崩壊すすむ 柳美智子
夜間・休日救急、医療・介護難民、リハビリ難民は救えるか─入院外の診療報酬改定を読む 大山正夫
低診療報酬と管理・自己責任で歯科疾患を減らせるか 馬場 淳

トピックス  
国保資格証明書が滞納世帯の受診を著しく抑制(2006 年度) 保団連地域医療対策部

診療研究  
在宅神経難病患者の訪問診療 土山雅人
高次脳機能障害のチェックポイント(下)
 ―日常診療における診断、治療、リハビリテーション―
田中信行
MFT によって改善した舌痛症と思われる症例について
 ―日常生活でとらえるMFT―
石丸俊春

論考  
特定健診・保健指導の制度化とこれからの公衆衛生(下) 堤 修三
東京大気汚染公害裁判の和解成立にあたって
 ―全年齢のぜん息患者医療費助成を勝ち取る―
松村康夫

文化  
目で見る医療の文化史(第3回)
 日本的医療の形成
立川昭二
ちんちん電車の走る街 路面電車からLRT
(次世代型路面電車)へ(第3回)
渡辺吉明

シリーズ  
海外医療事情No.13
 コンゴ/米国/英国/アルゼンチン
中村雄二
経営・税務誌上相談333
 公益法人、社会医療法人税制
益子良一
雇用問題Q&A 77
 宿直の労働時間はどうなる
曽我 浩

会員  
書評 社会保障でしあわせになるために  「社会保障基本法」への挑戦 渡辺 治
保団連のあゆみ〈11〉 
 堀場会長から鮫島会長へ
寺本勅男
理事の想い
 医療を、どげんかせんといかん
大崎公司
VOICE ―2 月号を読んで―  
詰碁・詰将棋 問題36 /解答 71
本棚  
編集後記・次号予告
 
案内 開業医宣言 表2 ◇医院経営に役立つ保団連の出版物 36・表3 ◇第23 回医療研究集会案内 表4


《表紙のことば》
ハイタッチ 茨城県 加藤 英
 苺生産日本一を誇る栃木県二宮町で行われた“どろんこバレーボール大会”のひとコマです。休耕田を利用して特設会場が作られたようです。出場したのは60 数チームとのことでした。ほとんどは仮装した若者たちで、元気いっぱいボールを追いかけ、足をとられて転倒する人などが見られました。
 どろんこバレーボールにふさわしく出場者はみんな泥だらけになりボールを追っていました。大勢の見物人からも拍手や歓声があがり、楽しいひと時をすごしました。
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