月刊保団連2009年1〜12月目次
2009・No.1000  
月刊保団連 6  

「道」
「不断の努力」が政治を動かす
 ─『月刊保団連』1000 号に寄せて
吉田一人

特集
混合診療問題を考える
  
─国民皆保険制度を守るために
 
混合診療をめぐる昨今の動き(医科の立場から)
 ─混合診療全面解禁阻止のために─
三浦清春
混合診療をめぐる昨今の動き(歯科の立場から)
 ─混合診療路線では国民の支持を得られない─
宇佐美宏
混合診療解禁を認めた東京地裁判決の問題点と解決方法について 平井哲史
患者は本当に混合診療解禁を望んでいるのか 水谷幸司
「スーパー特区」─その経緯と問題点 武村義人
韓国における混合診療の導入過程とその内容について 金 明中
未承認薬使用に関する各国の制度 辻 香織

論考  
病診連携の実態と問題点が浮き彫りに 杉目博厚
スウェーデンの新しい成人歯科医療(中) 竹ア 孜

診療研究  
認知症の早期発見(上) 浦上克哉
全身疾患における歯科治療の重要性(中)
 ─免疫と歯性病巣感染─
茂木伸夫

文化  
回想旅芸人が語る
  日常の診療に役立つ回想法(下)
鈴木正典

シリーズ  
海外保健医療No.6
 英国/フィリピン/カナダ/豪州
中村雄二
経営・税務誌上相談347
 院内で行った職員の健康診断
益子良一
雇用問題Q&A 91
 パートあるいは経営者の労災
曽我 浩

会員  
書評
 『10 年後、あなたは病気になると家を失う国民皆保険崩壊の真実』
宇都宮健弘
理事の想い
 社保・審査活動に取り組んで思うこと
武田浩一
VOICE ―4月号を読んで―  
詰碁・詰将棋 問題 /解答
編集後記・次号予告
開業医宣言 ─保団連の医療に対する基本姿勢─
案内 味わいと文化の旅 ◇第24 回保団連医療研究集会


《表紙のことば》
涼・阿弥陀ヶ滝 大阪府 広瀬浩三
 奥美濃の名瀑・阿弥陀ヶ滝(落差60m、修行中の僧が阿弥陀如来の姿を見たことにより命名される)。
 未だ日陰に残雪が残る滝裏の洞窟内に入る。
 頭よりカッパを被るが水しぶきがかかる。
 涼気とオゾンの清々さを感じる。
 陽が差しはじめるのを待ってシャッターを切った。

〈撮影データ〉
カメラ:Asahi Pentax 645N2 レンズ:75o
シャッター速度:0.7 秒 絞り:F22 + 0.7 補正
ISO 値:100