2019・No.1304
月刊保団連 11
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会員の医師・歯科医師、そして待合室の皆様へ
宇都宮健弘
特集
待合室で読みたい月刊保団連
スマホ依存が「もの忘れを」を引き起こす
ぼんやり脳のススメ
オンラインゲームがやめられない
「ネトゲ廃人」と呼ばれる人々

 

煙が出ない?禁煙できる? …ちょっと待った!
新型タバコに煙害はないのか
薬が効かない?! 耐性菌の脅威
抗生物質の飲みすぎ、中断に注意
眠れない、眠りすぎ、夢遊病…
これって不眠症? 眠りのトラブルと治療
より良く食べるは より良く生きる!
知ってトクする!
医療・介護・税金の負担を軽くするパンフ
今こそストップ! 患者負担増
文化
史上最高に面白いエンターテインメント
「ファウスト」を遊ぶ
第3回 時間と空間を超える自由な精神
●古典文学として知られるゲーテの『ファウスト』は、実は観衆を楽しませる工夫と仕掛けが随所に盛り込まれたエンターテイメントだった。そんな視点から『ファウスト』を読み返すと、硬直していたイメージが解き放たれ、生き生きとしたイメージが広がってくる。最終回は『ファウスト』をさらに深読みするためのキーワードをご紹介。一見、荒唐無稽にも見えるストーリーには、時空を超えた壮大なスケールの精神世界が広がっていた。(編集部)
中野和朗
診療研究
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の適正使用
第2回 開業医が留意すべきこと
●患者は、今の症状をなんとか治してほしいと望むもの。その中でも不眠は、特に訴えとして大勢の方がすぐにでも効果的な薬剤処方を希望する。効果があれば、その薬剤に依存性があろうと副作用があろうと今、今日、眠りたい、と必死になる。そういった臨床現場で、いくら薬剤の解説を患者にしてもなかなか聞き入れてくれない。であれば、われわれ開業医がきちんと現状の問題を聞き取り、把握してから睡眠指導を行い、その上で処方を行いたい。そのためには、どんなことを聞き、何に注意していけばよいのか。
清水聖保
高齢者の口腔機能管理に必要な基礎知識
第4回 口腔機能精密検査
●口腔機能低下症は、口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下の7つの項目のうち、3項目以上該当する場合に診断される。7つの症状について、口腔機能精密検査の方法を解説する。
煖エ一也
論考
インプラントのトラブルについて整理する
●近年、インプラント治療が普及した一方で、インプラント治療を受けることに対する不安が世間に蔓まん延えんしていると思われる。これにはマスコミのネガティブな報道や患者サイドの情報不足、あるいは一部の者による未熟な治療など、様々な原因が考えられるが、その原因を整理し、多角的に考察したい。歯科医、歯科界から正しい知識を国民に伝えることで適切なインプラント治療がより普及し、インプラント治療によって恩恵を受けることができるはずの患者の利得が害されないことを願う。
村上裕矢、佐藤大輔
シリーズ
経営・税務誌上相談 470
消費税の経過措置
益子良一
雇用問題 214
人工肛門、心臓ペースメーカーで障害年金
曽我 浩
会員
ドクターのつぶやき川柳
〈選者〉 植竹団扇
VOICE
―9月号を読んで―
詰碁・詰将棋
編集後記・次号のご案内