総選挙後の会員意識調査を実施……島根協会


 島根県保険医協会は、11月の総選挙直後に、開業医会員の動向、意識をアンケート調査しました。それによると、総選挙(比例区)における政党選択の状況は、民主党51%で過半数を超え、自民党23%、共産党8%と続いています。投票に行かなかったのは、8%。また次の国政選挙でどの政党が伸びることを期待するかという問いには、今回自民党に投票した人の2割を含め「民主党」への期待が57%となりました。

 これまでの同協会のアンケートでは、毎回自民党支持がトップを占めてきましたが、小泉構造改革・医療改革で、次から次へと痛みが押しつけられる中、開業医の間でも「政治を変えたい」という意識が広がっている、と協会では分析しています。

 選挙結果について「良かった」と考える人はわずかに19%。また選挙結果から医療は悪くなるとの回答が約7割にもなりました。またマスコミ等の影響もあり「二大政党制」が望ましいと考える人が63%になっています。