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05年度社会保障予算案は20兆2,240億円


2005年度の厚労省・社会保障予算案は、前年度比3.0%増の20兆2,240億円となっています。三位一体改革で、国民健康保険の国庫負担が5,120億円削減されました。

05年10月からは介護保険施設の居住費・食費が全額自己負担とされる計画ですが、一方で介護サービス基盤整備費は673億円も削減されています(下表)。主な削減対象は、特別養護老人ホーム整備費です。利用者負担は増えながら、サービスが削減される予算となっています。


(億円)
04年度
05年度案
厚労省・社会保障関係予算
"196,391"
"202,240"
(増減額)
"8,100"
"5,849"
(増減率)
4.3%
3.0%
●主要費目
政管健保国庫補助
"7,796"
"7,967"
(増減額
-291
171
国保助成費
"37,728"
"33,715"
(増減額
489
"-4,013"
老人医療給付費負担金
"25,434"
"27,791"
(増減額
"2,819"
"2,357"
介護サービス基盤整備
"1,739"
"1,066"
(増減額
-286
-673
介護保険給付費国庫負担金
"17,921"
"19,518"
(増減額
"2,022"
"1,597"
年金給付費国庫負担金
"58,246"
"62,695"
(増減額)
"1,962"
"4,449"