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4ヶ月連続で療養病床が4,648床減少!--入院医療の提供が困難に



厚生労働省が9月13日に発表した『医療施設動態調査』で、病院の療養病床が3月末から4か月連続で減少するとともに、療養病床を持つ病院数も3月末からの4か月間で59病院減少。病院数全体も41病院減少したことが明らかとなりました。

療養病床は1996年10月に調査項目に加わって以来3月末に初めて減少し、それ以来の連続減少で、病院で3,986床、有床診で662床の、合わせて4,648床減少。この背景には厚労省の療養病床削減政策がありますが、一般病床の平均在院日数が縮小される中で、入院の提供そのものが困難になっていくことが危惧されます。



●療養病床の推移(厚労省『医療施設動態調査』)

2月末 3月末 4月末 5月末 6月末 2月末〜6月末
病院 療養病床 月末数 "358,219" "357,971" "357,836" "356,902" "354,233" -
前月対比 294 ▲248 ▲135 ▲934 ▲2669 ▲3986
有床診 療養病床 月末数 "23,768" "23,621" "23,426" "23,368" "23,106" -
前月対比 ▲30 ▲147 ▲195 ▲58 ▲262 ▲662