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07年度社会保障予算案が決まる



 政府は24日の閣議で07年度予算案を決定しました。うち厚労省の社会保障予算は自然増を2200億円削減して、20兆9659億円(対前年度比5472億円増・2.7%増)となりました。06年度は診療報酬のマイナス改定・医療改革法成立のあおりを受け、対前年度比1947億円増・1.0%増と厚労省始まって以来の低い伸びでした。これに比べれば、07年度の対前年伸び率は見かけ上高くなっています。しかし、雇用保険の見直しで1800億円、生活保護の母子加算の段階廃止で400億円の削減を見込んでおり、年明けの通常国会での審議が注目されます。