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原発再稼働反対、首相官邸前デモに参加して…住江会長

 


(首相官邸前に集結した人々。共同通信)

 6月29日に首相官邸前に数万人の人々が集結し、口々に「原発再稼働反対」を連呼しました。これは7月1日の大飯原発再起動に危機感を持った人々の切実な声でした。このデモに参加した住江会長に話を聞きました。

「夕方6時に現地に着いたが、首相官邸前から国会前まで人で埋まっていた。人垣は霞ヶ関の官庁街まで続いていた。上空は警察やマスコミのヘリコプターが旋回し、この雰囲気に圧倒された。参加者は仕事帰りのサラリーマンから年配の人たち、乳母車を押して子どもを肩車した若い夫婦まで、みなが原発再稼働反対を叫んでいた。今までに経験したことのない示威行動だった。参加者は大きな体験をしたと思う。
 今ほど国民が地域で生きていくことが困難な時代はない。原発だけでなく消費税増税しかり、社会保障改悪しかり、TPP参加しかり、沖縄へのオスプレイ配備しかりだ。こうした困難に苦しめられている国民の怒りを強く感じた。そして国民みなの生活を守り、子どもの命を守るという強い意志が象徴的にこのデモに現れていた。」