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辺野古周辺の新たな基地建設計画「合意」案の撤回を求めます
2006年4月13日
全国保険医団体連合会
公害環境対策部
4月7日、沖縄の普天間基地に代わる米軍新基地建設問題について、政府と名護市は「新沿岸案」に「合意」しました。今回の「合意」は、滑走路を2本にするなど新基地の規模を拡大し、恒久化しようとするものです。
島袋吉和名護市長は、今年1月の市長選の公約で「沿岸案反対」を訴えて当選しました。今回の「合意」は明らかな公約違反です。
私達、全国保険医団体連合会の公害環境対策部の医師、歯科医師は、昨年11月に沖縄県辺野古周辺を現地視察し、新基地建設は、騒音被害、さんご礁破壊をもたらし、貴重なジュゴンの生息地を奪うものであり、辺野古周辺の住民と環境に大きな被害もたらすものであることを確認しました。
今回の「合意」が具体化されると、辺野古沖の埋め立て面積はさらに拡大し、天然記念物のジュゴン、ウミガメなどの生息地はさらに奪われます。
私達医師、歯科医師は、人の命と健康を守る責任を有するものとして、沖縄県民の生命と健康を守り、環境破壊に反対し沖縄の豊かな自然を守る立場から、即時に「合意」を取り消すことを強く要求します。
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