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イスラエル軍によるガサ地区に対する軍事攻撃の即時停止を求めます

2009年1月7日
全国保険医団体連合会
会長 住江 憲勇

 イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの無差別の軍事攻撃によって、多くの子どもを含む3,000人以上の民間人が死傷しているといわれています。


 報道によれば、病院や救急車などへの直接的な攻撃を行うなど医療活動が妨害され、国連機関が運営する学校3カ所をイスラエル軍が攻撃、多数の犠牲者が出たとされています。また、イスラエルによる長期の封鎖により、医薬品・食料・電気・水道などの不足で十分な医療活動ができず、劣悪な状況にあるといわれています。


 パレスチナ自治区住民に対する今回の大規模な無差別攻撃は、どんな理由があろうとも正当化できません。


 命と健康を守ることを使命とする私たち医師、歯科医師は、国際法にも、人道にも反するイスラエルの軍事行動に対し怒りを込めて厳しく抗議します。


 私たちは、イスラエルの軍事攻撃の中止と、双方の戦闘の中止、国連を中心にした国際社会が即時停戦と恒久和平交渉の再開のために役割を発揮することを求めます。そして、パレスチナ問題の真の解決のために、軍事でなく、対話を通じた政治的解決をめざすように求めるものです。