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※全国保険医団体連合会は、9月24日付で塩崎厚生労働大臣宛に以下の要望書を送付いたしました。

【要望】4価インフルエンザワクチン価格に対する特別対策のお願い

2015年9月24日
全国保険医団体連合会
地域医療対策部
医科部長 中島 幸裕

 

 前略 国民の健康確保に対するご尽力に敬意を表します。
 さて、インフルエンザワクチンについては、これまでA型2種、B型1種の3価ワクチンでしたが、平成27年度よりA型2種、B型2種類の4価ワクチンとなりました。
 しかし、4価ワクチンへの移行に伴う製造コスト増により、医療機関の購入価格が引き上がっています。
 インフルエンザワクチン接種費用を助成する自治体もありますが、このままでは接種料金の大幅引き上げをせざるを得なくなり、接種率の大幅な低下につながる危険性があります。
 このため、価格高騰を招かないよう、下記の手立てを早急にとっていただけますよう、お願い致します。

一.4価インフルエンザワクチンの卸売り価格について調査を行い、必要な適正化を行うこと。
一.3価から4価にしたことによる価格上昇分について、国庫負担で補填し、被接種者や医療機関、自治体の負担増にしないこと。

以上