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【声明】SEALDs奥田愛基さんと家族に対する
殺害脅迫に断固抗議する

2015年10月8日
全国保険医団体連合会
非核平和部長 永瀬勉

 

 安保法制に反対する学生団体SEALDsの奥田愛基(あき)さんに対して、殺害予告の脅迫文書が、奥田さんの在籍する明治学院大学に届けられた。
 その内容は、「10月12日に、奥田さんとその家族を殺害しようとする殺害予告」だった。
 この行為は、安保法制廃案運動で中心になって活動していたメンバーばかりでなく、国民の権利である言論の自由を暴力と脅迫で封じ込めようとするもので、民主主義社会に対する卑劣な挑戦に他ならず、断じて許すことはできない。
 世界人権宣言では、「自由な人間は市民的及び政治的自由を享受するもの」であり、それは「すべての者が市民的及び政治的権利を享有することができて初めて達成される」としている。
 テロリズムとは「罪のない人の生命を脅かし又は奪い、基本的自由を侵害し、及び人間の尊厳を著しく害するあらゆる形態の行為」であり、今般の脅迫行為は、「テロ行為」そのものといっても過言ではない。
 私たち医師・歯科医師は、このような脅迫や暴力に対して、一瞬たりとも怯むことなく、安保法制廃止に向けた運動を更に前進させていく決意である。

以上