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※全国保険医団体連合会は、下記の要望書を内閣府、国会議員、マスコミ各社に送付いたしました(PDF版はこちら[PDF:117KB])。

【談話】臨時国会の開催を求めます


2017年10月31日
全国保険医団体連合会
会長 住江 憲勇

 

 政府は、総理を指名するための特別国会を11月1〜8日に開催した後、臨時国会の召集を見送る方向で調整を始めていると報道されています。
  そもそも、今秋、例年のように臨時国会が開催され、審議が行われる予定でした。しかし、9月28日の臨時国会冒頭の本会議で衆議院が解散となり、総選挙となりました。
 本来ならば、特別国会後に速やかに臨時国会を行うべきです。重要な課題が山積しているなかで、首相の所信表明演説、各党による代表質問、予算委員会をはじめ各種委員会での審議を求めます。
 特に来年は、診療報酬・介護報酬の同時改定の年です。医療現場や患者さんの状況に耳を傾けていただきながら、今後の医療・介護のあり方について、国会の場で充分に議論いただくことが必要です。
  また、国会が開かれていないために「陳情」や「署名」によって国民の声を届けることができないことは大変憂慮すべきことです。
  ぜひ国民の声を聞く機会をもうけてください。
  私たち、医師・歯科医師で構成する全国保険医団体連合会は、国民のいのち・健康を守る立場から、活発な討議による審議を希望し、臨時国会の開催を強く求めるものです。

以上