ホームニュースリリース・保団連の活動私たちの提言・意見

※全国保険医団体連合会では、下記の声明を厚生労働省及びマスコミ各社に送付いたしました(PDF版はこちら[PDF:120KB])。

【声明】大浦湾の自然と生態系を破壊する土砂投入に強く抗議する
沖縄にさらなる負担を押しつける辺野古米軍新基地建設を中止せよ

2018年12月27日
全国保険医団体連合会
公害環境対策部長 野本 哲夫

 

 海外で武力行使を企図する安倍内閣は12月14日、名護市辺野古への米軍新基地建設の土砂投入を強行した。土砂投入の強行は、沖縄県知事、県民の民意を無視し、違反・違法を重ねた暴挙である。強く抗議する。
 11月24日に大浦湾・辺野古を視察し、素晴らしい自然環境に感動した保団連公害環境対策部は、直ちに土砂投入を中止することと、辺野古米軍新基地建設の中止を求めるものである。
工事が進められれば、自然環境への影響がより一層甚大となり、生態系が破壊される恐れがある。また、埋め立てには、西日本の各地から土砂が調達される予定であり、土砂に付着して入ってくる生物による外来種問題も懸念される。
 沖縄戦で多くの命が失われ、土地を奪われ、基地負担に苦しんできた沖縄に、これ以上の負担を押しつけることは許されない。沖縄の地方自治を尊重するよう強く求める。

以上