※全国保険医団体連合会では、下記の要望書を発表し、総理、内閣府特命担当大臣、財務大臣、厚生労働大臣及びマスコミ各社に送付しました。(PDF版はこちら[PDF:114KB]

【要請書】「乳幼児感染予防策加算」、「外来等感染症対策実施加算」及び
「入院感染症対策実施加算」について10月以降引き続き
継続することを求める緊急要請書

2021年9月7日
全国保険医団体連合会
会長 住江 憲勇

 

 新型コロナウイルス感染症は、第5波と呼ばれる感染拡大が首都東京を最大にして、全国各地に拡大し、現在重症者数はピークに達している。9月1日時点で自宅等療養者数は13万5859人で、8月上旬からほぼ倍増している。政府もこのような事態に直面して、9月12日期限の緊急事態宣言を、首都圏を中心にとしつつも再延長を検討している状況である。
 そのため、医療機関の感染予防対策を始めとした、地域医療確保のための取り組みはますます重要となっている。8月以降は急増する自宅・宿泊療養患者への診療対応が要請され、ワクチン接種体制への協力とともに、日々の診療を進めてきている。
 このような状況の中で、感染予防の徹底に必要として昨年12月に新設された「乳幼児感染予防策加算」及び今年2月に新設された「外来等感染症対策実施加算」、「入院感染症対策実施加算」について、9月末で縮小又は終了するとされているが、感染状況や地域医療の実態等を踏まえれば、10月以降もそのまま継続して評価することが必要である。
 以上のことから下記を要望する。

一、 「乳幼児感染予防策加算」、「外来等感染症対策実施加算」及び「入院感染症対策実施加算」を10月以降もそのまま継続すること。

以上

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