インフルエンザワクチン在庫調整等に係る緊急要望書


厚生労働大臣 坂口力殿

2003年12月9日

全国保険医団体連合会

担当理事 三木登志也

 国民の健康と医療を確保する貴台のご尽力にご期待申し上げます。

 さて、2003年8月、WHOはSARS対策との関連で、医療関係者や抵抗力の弱い高齢者等に対するインフルエンザ予防接種の徹底を呼びかけており、貴台におかれましても、高齢者等の希望者に対する接種に万全を期すべく尽力されていることと推察いたします。

 保団連としましては、接種を希望する対象者については十分な措置をとるべきであるとの立場から、これまでにも貴台にあてて要望をしてきました。今般、インフルエンザワクチンの品切れ問題が各地から報告される状況となったことから、改めて下記の事項を要望し、緊急な対策をとるよう強く要望いたします。



1、12月10日現在の「不足医療機関の実態」及び大学病院等大病院の「在庫状況」を緊急に調査するよう、都道府県に対し指示すること。

  その結果に基づき、接種できる医療機関名等予防接種に関する情報を住民に提供するよう都道府県を指導すること。

2、在庫調整については、卸任せにせず都道府県が直接調整にあたるよう、都道府県に対し強力に指導すること。

3、地域間でインフルエンザワクチンを融通できない場合は、厚生労働省が直接調整に乗り出し、安定供給を図ること。

4、次シーズンのワクチンの需要については、高齢者の接種率の動向だけではなく、64歳以下の接種率の動向及び企業の動向も踏まえて予測し、国の責任において安定供給に努めること。

以上