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日・韓の歯科改善で交流
―大韓女性歯科医師会との懇談―

全国保険医新聞2018年1月25日号より)

 

 

和やかな雰囲気で行われた大韓女性歯科医師会(右側)との懇談

 韓国の大韓女性歯科医師会の朴任仁会長らが日本と韓国の歯科医療の変化を研究することを目的に来日し、11月29日に保団連を表敬訪問した。保団連と同歯科医師会との懇談は2009年、12年に続き3回目。保団連から宇佐美宏歯科代表、森元主税副会長、中川勝洋、馬場一郎両理事が対応した。
 懇談では日本での歯科医療の現状や診療報酬の変遷などについて交流した。
 朴会長からは、韓国で総義歯やインプラントが保険導入されたのには国民の要求があったが、保険導入された技術は自由診療では使えないことなどから、歯科医師側は導入に消極的だったと紹介された。訪問診療では患者への保険診療ができず、歯科医療は原則として、診療所、病院の外来医療での対応しかできないという制約があるなどの問題点を説明した。韓国では高齢化が日本ほど進んでおらず、若い人や若い歯科医師は、高齢者の口腔内の状況にあまり関心がない、これは国の施策の反映だとした。
 保団連からは、窓口負担が高く、歯科医療を受診できない人が増えている中、口腔崩壊が深刻であること、韓国に比べれば保険導入は進んでいるが、保険適用の範囲を広げてほしいとの声が強いことなどを説明。その根底には政府による低医療費政策があるとし、改善のための運動の重要性なども紹介した。今後も交流、連携を行っていくことを確認し懇談を終えた。

以上