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歯科界共同で問題解決を
―技工士会、衛生士会と連携強める―

全国保険医新聞2018年1月25日号より)

 

左から順に保団連の田辺氏、森元氏、宇佐美氏、日技の杉岡氏、夏目氏、古橋氏

 

 保団連は昨年末に歯科衛生士会、歯科技工士会と相次いで懇談。歯科医療の問題を共に考え、解決に向けた共同を目指したもの。両懇談には保団連から宇佐美宏歯科代表、田辺隆、森元主税両副会長が出席した。

 

 安心、安全の補綴物を ― 技工士の労務環境守る

 12月20日の日本歯科技工士会との懇談には、同会から杉岡範明会長、夏目克彦専務理事、古橋博美相談役が出席した。
 宇佐美歯科代表は保団連が実施した歯科技工所アンケート結果にも触れながら、保険の補綴を守る運動を活動の重要な柱に取り組んでいることを紹介。現在の低診療報酬のもとで歯科医院経営が厳しく、さらにそのしわ寄せが歯科技工士にも及んでいるとし、患者の窓口負担軽減とあわせ、今後もより良い歯科医療実現のために共同していきたいと述べた。
 日本歯科技工士会の杉岡会長は、立場の違いはあるが、同じ思いで歯科医療の充実をめざす団体との懇談は意義があるとし、安心、安全な補綴物を持続的、安定的に国民に供給できるよう歯科技工士の労務環境をしっかりと守っていきたいと述べた。
 歯科技工士をめぐる状況では25歳未満が減少傾向、50歳以上が増加傾向にあり、歯科技工数の減少数が義歯装着数の減少数を上回るという予測があることを紹介。この要因は、歯科技工士という職業に対する社会の評価が低く、若い世代が歯科技工士の仕事への希望が持てないことだとし、改善が急務だと強調した。
 その後、両団体の活動状況や次期診療報酬改定に関連した課題などで意見交換を行い、今後も懇談を重ねていくことを確認した。

 

相互理解と協力不可欠 ― 歯科衛生士不足の解消を

日本歯科衛生士会で行われた懇談
奥の右から同会の武井氏、金沢氏

 11月30日、日本歯科衛生士会との懇談には同会の武井典子会長、金沢紀子顧問らが応対。保団連から新井良一歯科社保部長も出席した。
 懇談では、歯科医療を提供する上で歯科医師と歯科衛生士、歯科技工士など歯科医療担当者の相互理解と協力が不可欠だとした上で、歯科衛生士が圧倒的に不足している実態にどう対応するか、また、市民に歯科医療の重要性を発信する各協会・医会の取り組みへの歯科衛生士会としての理解と協力を求めることなど、日常課題と結びつけた話題で意見交換した。

以上