ホームニュースリリース・保団連の活動保団連の活動など 目次

 

医師の働き方改革、実効性ある具体策を
ドクターズデモンストレーション、10月27日シンポジウム開催


全国保険医新聞2018年10月15日号より)

 

 

 医師の長時間労働や過労死などが大きな問題となっている。保団連の住江憲勇会長、宇佐美宏歯科代表も世話人を務めるドクターズデモンストレーションは10月27日に、医師の働き方改革を考えるシンポジウムを開催する。住江会長らと共に世話人を務め、これまで医師不足の問題などを積極的に発言してきた医療制度研究会副理事長の本田宏氏に、シンポジウムの意義などを聞いた。

 

 8月初旬から中旬にかけて、東京の私立医大の入試で重大な女性差別があったと繰り返し報道されました。しかし、医師不足で長時間労働が前提の医療現場に「妊娠や出産がなく、長く働かせられるから男性医師を多くしたい」と考える大学や医療関係者が出現する危険性は、従来から十分にあったのです。

 

約10万人の医師不足

 現在厚労省は医師の働き方改革に関する検討会を開催しており、来年3月末までに結論を出す予定としています。「医療費亡国論」で1982年に医学部定員削減を閣議決定した日本は、2008年に定員増を決定したものの、16年12月31日時点で日本の医師数は約32万人。OECD加盟国単純平均と比較すると医師は約10万人不足し、世界一の高齢化社会にも関わらず医療費の対GDP比もOECD加盟国で6位なのです。
医師の絶対数不足に加えて医療機関の経営環境も厳しく、医師の働き方を改善するために医療秘書等医師業務を補助する人員増を行いたくても困難なのが現状です。
 「医師の働き方改革」という最大のピンチをチャンスに変えることはできるのでしょうか。医療各界から参加するシンポジストと共に、実効性ある具体的対策を提言するシンポジウムに期待しています。

 

シンポジウム 医師不足・医療崩壊「働き方改革」でどうなる!?
〜あなたの命は守られますか

日時:10月27日(土)14時〜17時
会場:中央大学駿河台記念館280号室(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
シンポジスト
■ 原 義人 (全国自治体病院協議会副会長)
■ 美原 盤 (全日本病院協会副会長)  
■ 植山 直人(全国医師ユニオン代表)
■ 竹田 智雄(保団連理事)

 

以上