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長崎を最後の被爆地に ― 反核医師のつどいを開催


全国保険医新聞2018年12月5日号より)

 

 

 11月3、4日、長崎原爆資料館ホールで「第29回反核医師のつどいin長崎」を開催し、医師・歯科医師ら218人が参加した。来賓として、田上冨久長崎市長、森崎正幸長崎県医師会会長、韓国反核医師会があいさつした。また日本医師会が初めて後援し、横倉義武会長から祝電が寄せられた。

 

 核禁条約発効へ努力を

記念講演したラフ氏、朝長氏、中村氏

 IPPNW長崎支部(核戦争防止国際医師会議)と共催した記念講演会では、「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の共同設立者・IPPNW共同代表で医師のティルマン・ラフ氏、日赤長崎原爆病院名誉院長の朝長万左男氏、長崎大学核兵器廃絶センター准教授の中村桂子氏の三氏が話した。ラフ氏は、核兵器禁止条約は発効前から核保有国に大きな影響を与えていると強調し、核兵器禁止条約発効に向け、医療人として運動を起こそうと呼び掛けた。朝長氏は原爆の後遺症や心の傷はずっと続いていることを報告。中村氏は、北東アジアの非核地帯の創設実現に向けた取り組みを進めていこうと呼び掛けた。
 この他、長崎被災協の田中重光会長が被爆体験講話、長崎協会の本田孝也会長(保団連理事)が長崎原爆の残留放射線について、長崎民医連の松延栄治氏から被爆体験者聞き取り調査、高校生平和大使の取り組みなどそれぞれ報告があった。
 また「福島第一原発事故から7年―被害の構造を見つめて」をテーマに、福島わたり病院医師の齋藤紀氏が講演を行った。
 最後に、アピール「長崎を戦争による最後の被爆地に」を採択した。来年は9月に京都で開催予定だ。

以上