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差別的な入試 今年も
― 医学部女子受験生問題で学生が集会 ―


全国保険医新聞2019年3月15日号より)

 

 全国の医療系学生有志でつくる「入試差別をなくそう!学生緊急アピール」は2月27日、参議院議員会館で集会を開き、入試差別の撤廃と背景にある医師の過酷な長時間労働の改善などを訴えた。

 

集会で発言する医学部
3年の長谷川さん

 同団体は2018年12月に発足し、約2週間で1万4,000筆の署名を集めるなど、活動を展開してきた。
 東北医科薬科大学医学部3年の長谷川碧紀さんは「学問のための大学入試が就職試験になっていることに以前から疑問を持っていた。根底にある医師の働き方の問題は、医師や医師を目指す人、患者であるすべての国民に影響する問題だ」と訴えた。
 医師で医学部予備校講師の高梨祐介さんは「面接で『結婚を考えているか』と執拗に聞かれるなど、差別的な質問が今年の入試でも実際に行われた」と現状を報告した。
 日本女医会の前田佳子会長も、入試差別問題を受けて自身の勤務する大学病院で女性医師にアンケートを行ったところ、「絶対にあってはならない」は14%で、「仕方が無い」「必要悪」が8割を超えたとして、「日本社会全体にある性別役割分担意識を変えなければならない」と話した。

以上