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当院から1等賞が ― 「クイズで考える私たちの医療」に取り組んで

熊本協会副会長(保団連理事) 森永 博史
全国保険医新聞2019年3月25日号より)

 

当選者に1等景品を贈呈する森永氏

 「クイズで考える私たちの医療」の1等当選が出た診療所から喜びの声が届いている。自身の医院で配布したクイズはがきで1等当選者を出した熊本協会の森永博史副会長(保団連理事)に、患者さんへ景品を贈呈したエピソードを寄稿していただいた。(熊本保険医新聞3月5日号より転載)

 

 昨年9月から本年1月まで、表題の「クイズで考える私たちの医療」待合室キャンペーンが保団連企画としてありました。日頃から患者さんに対しては、よりよい医療をなるべく負担が少ないようにと考えながら診療もし、皆さんにも社会保障の充実こそ究極の公共事業でもあり、最後の景気回復の切り札ということを、診療の中や当院掲示板でもお話していました。
 今回のクイズの内容は、広く患者さんに知っていただきたい事項ばかりでしたので、当院でも協力することにし、500枚のクイズ葉書を受付カウンターに置きました。
 反応は上々で、一週間もせずになくなってしまいました。実際に切手を貼って投函していただいた患者さんは100名ほどでしたが、全国7万8,648通と過去最高の応募数の中から、1等賞15本のダイソンのハンドクリーナーが、当院の慢性疾患の患者さんにも当たり、その知らせに私もびっくり致しました。早速患者さんに、電話でお伝えしたところ、「未収でもあったかと思いました。そんな事でしたか。うれしいですね」という反応でした。
 他にも、表のように当院患者さんから、自由記載欄で切実な意見が書かれており、医療費抑制、自助努力などというのは、とんでもない事だと実感いたしました。
 政府の借金をあたかも国民の借金のように言いかえる目くらましを国は相変わらず続けていますが、これ以上の緊縮財政を続ければ、二流国家への転落しかありえません。
 生の患者さんの声には、本当に何とかならないものか、少しでも自己負担がかからない努力と、しかし、確実に健康寿命は延ばしてあげたいという気持ちが一杯になり、国の間違った政策へも物申す必要性を強く感じたことでした。

以上