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医療の消費税負担を解消するには

全国保険医新聞2019年10月15日号より)

イツでもんたちは保団連の公式キャラクターです

 ダレでもん この前、風邪でクリニックに行ったら、受付に「消費税率の引き上げに伴い、診療報酬が改定されます」っていうポスターが貼ってあったよ。
 なんで消費税が増税されたら医療費が変わるんだろう?医療費は消費税かからないよね?
 イツでもん 鋭い!医療機関は、診察した時(保険診療)、患者さんから消費税は取れないんだよ。ダレでもんの言う通り、税法で医療は非課税(消費税はかからない)と決まっているからね。
 でも、医療機関が薬や医療機器などを購入する際には、消費税がかかる。この医療機関が負担している消費税のことを「控除対象外消費税」(=損税)と呼んでいるよ。
 ダレ え?!医療を提供するために必要な薬や機器の消費税は医療機関の持ち出しになってるの?
 イツ 国が決める診療報酬に、損税に相当する分を上乗せする対応がとられている。その一部は、患者さんの窓口負担になっているよ。
 ダレ 医療は非課税なのに、患者さんの負担になるなんておかしい…。
 イツ それに診療報酬で補填すると言っても、決して十分ではないんだ。診療所の規模や診療科によって、損税の額や割合は違うので、個々の医療機関に過不足なく補填されている保障はないからね。
 保団連は診療報酬の補填ではなく、患者さんにも医療機関にも消費税負担のかからない解決方法(ゼロ税率※)を求めているよ。
 ドコでもんダレ そうだったのか!
 イツドコダレ 一刻も早く、「ゼロ税率」で「損税」解消を実現しなきゃね。そして「損税」の矛盾を広げる消費税は、引き下げしかないね!

※ゼロ税率 保険診療には「ゼロ%」の税率がかかるものとし、仕入れにかかった消費税額の還付を受ける方法

以上