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東北の受診抑制深刻 改善へ
―「保険でより良い歯科を」宮城の会結成―

全国保険医新聞2019年10月25日号より)

 

全国から816人が参加した

 「保険でより良い歯科医療を」宮城の会が結成された。「保険でより良い歯科医療を」連絡会の結成・加盟は全国に広がっており宮城の会で11番目。宮城協会は立ち上げから尽力してきた。歯科技工士会や歯科技工士学校などの医療関係団体をはじめ、消費者、高齢者、高校・障害児学校の教員など多彩な団体が賛同している。10月5日に仙台市内で結成総会が開かれた。

 

経済的理由の受診抑制が深刻

 総会では宮城協会の杉目博厚副理事長(保団連理事)が議案提案し、「東日本大震災の後に、被災者への窓口負担金の免除措置がとられた時、歯科医療機関に重症患者が殺到した。経済的な理由で歯科治療を我慢していた患者たちだ。その現実に直面した時、『保険でより良い歯科医療』を進めなければと確信した」と結成に至る思いを語った。
 代表世話人に選出された宮城協会の井上博之理事長があいさつし、「保団連が行った受診実態調査では、東北地方は『経済的な理由で受診を控えた』割合が全国より10%程度高かった。それだけ東北地方では歯科医療機関は『遠い』存在といえる。東北初の連絡会として改善していきたい」と呼び掛けた。
全国連絡会副会長でもある保団連の宇佐美宏歯科代表・副会長があいさつし、「歯科医療従事者と患者・県民が幅広く結集するという我々が理想とする会ができた」と強調した。
 この他、神戸常盤大学短期大学部特命教授で兵庫協会副理事長の足立了平氏が記念講演した(写真)。
 宮城県歯科医師会会長の細谷仁憲氏から「私どもの目標と共有できるものと期待しています」とのメッセージが寄せられた。全国連絡会の雨松真希人会長も祝辞を寄せた。

以上