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イレバデー・イイハデー 保険で良い歯科医療を 全国各地でアピール

全国保険医新聞2020年11月5日号より)

 

 10月8日(イレバデー)から11月8日(イイハデー)にかけて、全国で歯と健康を考える多彩な企画が予定されている。長野、愛知、三重各協会の取り組みを紹介する。

 

長野 義歯提供数が過去最多―第5回歯の供養祭

 長野協会が加盟する「保険でより良い歯科医療を」長野連絡会は、イレバデーに、「歯の供養祭」を善光寺大勧進(長野市)で開催した。県民26人が入れ歯を持参し、そのうち11人が法要に参列した。
 長野協会の林春二副会長は祭文を朗読し、大勧進の僧侶による読経に手を合わせた。亡くなった家族の義歯を持参した参列者は「手放す機会がなくて困っていたので助かった」と話した。
 協会では、会員医療機関に患者さんから供養してほしい入れ歯等を受け付けており、県内の新聞紙上で一般県民向けに案内した。今回は義歯が235床、抜けた歯が141本、ブリッジが1個、リテーナーが2個集まり、義歯はこれまでで最も多い提供数となった。
 義歯などに付いている金属は精錬・リサイクルし、金属代金はユニセフに寄付する。個人の提供者には供養証を交付した。

 

愛知 700人の入れ歯供養―連絡会の電話相談も実施

 イレバデーに愛知協会は「歯の供養祭」を、「保険でより良い歯科医療を」愛知連絡会は「歯のなんでも電話相談」をそれぞれ開催した。
 「供養祭」には、歯科医師、市民など約50人が参列し、会員や市民から提供された約700人分の入れ歯や役目を果たした歯などを供養した。今年は新聞やインターネットで開催を知ったという市民が多く参加した。
 「亡くなった主人の入れ歯をどう処分すべきか悩んでいたが、昨年歯の供養祭の報道を見て、1年間待って来ました」と話すなど、大切な家族の入れ歯を持参する姿が多く見られた。また、「成長した子どもの抜けた乳歯を供養したい」と持参する母親もいた。
 供養した入れ歯などは、金属を精錬・リサイクルし、国内外で先天的な口の病気の子どもたちを支援する「日本口唇口蓋裂協会」とホームレスなど生活に困窮している人々を支援する「ささしまサポートセンター」の2団体に寄付し、社会貢献に役立てる。
 「歯のなんでも電話相談」は、愛知協会の歯科部員が参加。「前歯が抜けてしまったが、他の歯を削らずに治すことができないか」など市民からの相談に丁寧に対応した。

 

三重 22回目の入れ歯供養祭―幼稚園・保育園等へ絵本寄贈

 三重協会は、イレバデーに四天王寺(津市)で22回目となる入れ歯供養祭を開催した。今年は、新型コロナ感染拡大防止のため、一般市民の参列を中止し、医療機関や市民から寄せられた384床の入れ歯を供養した。供養後の入れ歯は一部を四天王寺境内にある「入れ歯供養塔」に埋葬した。
 鵜飼伸副会長の司会で供養祭が始まり、梅村忠司副会長が祭文を朗読、倉島隆行住職が読経する中、協会役員が焼香した。倉島住職は、「入れ歯は、多くの人の縁があって最後まで使われ続けてきた。改めて、ありがたい縁を見つめ直し、感謝してほしい」と話した。
 供養した入れ歯は、金属部を精錬・リサイクルし全額寄付・寄贈している。
 以前から県内の幼稚園・保育園・こども園へ絵本を寄贈し、小学校へは書籍を寄贈している。今年も同様に実施予定。

以上

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