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【個別指導】実施通知1カ月前に
―協会・医会、保団連が要望―

全国保険医新聞2016年4月25日号より)

 

 厚労省は3月22日付で今年度の指導方針を示した「特定共同指導等に係る取扱いについて」(通知)を発出した。@個別指導実施通知については、これまで「指導日の3週間前」だったが「1カ月前」に前倒し、A患者名の通知については、医科・歯科診療所とも「指導日の4日前に15人分、指導日の前日に15人分」から「指導日の1週間前に20人分、指導日の前日に10人分」に、B診療録の持参については、「全ての記録」となっているが、「初診時に遡ると診療録の枚数が膨大になる等の理由により、準備する診療録の軽減の申し出があった場合」は相談に応じる―など、改善が図られている。これまで保険医協会・医会、保団連が粘り強く改善を求めてきた内容が大きく反映した。
 保団連は引き続き、集団的個別指導と個別指導の高点数による選定をやめるよう求め、取り組みを進める(5月5日号で改善点の詳細を報道予定)。

以上