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「無料求人広告」に要注意!!
トラブル報告相次ぐ

全国保険医新聞2019年12月25日号より)

 

 インターネット上の求人広告掲載にかかわるトラブル事例が、各地の保険医協会・医会に寄せられている。人材紹介会社からファクスやメール等で、「一定期間は無料」などを謳い文句に募集があり、広告掲載を申し込むと文書等による中止をしない限り有料掲載に移行。高額な掲載料を請求されるというもの。無料期間中(2〜3週間)に請求された例もある。 
 契約の際の書類やホームページ上には、「期日内に書面で更新しない限り自動的に有料プランに移行する」などと記載されていることもあるが、よく注意しないと見落とすおそれがある。中小企業庁もホームページで「最近のトラブル相談の例」として「無料求人広告」を上げ、注意を喚起している。
 トラブルを未然に防止するには、契約事項をよく確認することが必要だ。

こんなケースが報告されています…

@ 掲載中止の連絡を失念してしまい、契約が自動更新され、1カ月後に50万円の請求書が送られてきた
A ファクスで医院に送られて来たアンケート形式の用紙に「掲載中止」の旨を記載し、返信しないと契約が切れない。契約事項に小さな文字で書かれている。アンケートに記載することを認識しておらず、後日請求書が送られてきた
B 解約しようと電話したが、契約した会社に電話がつながらない。電話がつながらないまま無料の期間を超えてしまうと後日、請求書が送られてくる可能性が…
C 無料期間中にもかかわらず、多額の掲載費用を請求された。無料期間中(1週間以内など)に掲載中止を伝えないと、掲載が継続扱いとなり、費用を請求される。小さな文字で契約事項に記載されている

以上