コロナ下の負担増懸念、75歳以上高齢者の窓口負担
厚労省の社保審・医療保険部会が9月16日に開催され、来年の通常国会に提案を狙われている75歳以上の窓口負担2割化などの患者負担増の具体化について議論された。新型コロナが感染拡大する中での負担増に慎重意見も相次いだ。
経団連や健保連は、75歳以上の窓口負担2割化の2022年までの実施を求め、▽窓口負担2割の対象者を極力広げるべき▽新型コロナウイルス感染拡大の下でも団塊の世代が75歳以上になる2022年度の状況は変わっていない▽原則1割が2割になっても高額療養費制度を利用できる―など具体化を促した。
「ストップ負担増」の世論を全国的にコロナによる影響が及ぶ中、これ以上の患者負担増を具体化することは許されない。保団連では、秋の運動で「ストップ!負担増」の世論を大きく広げて行く。 以上 |
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