令和2年度感染拡大防止補助金 個別照会が可能に
(全国保険医新聞2021年6月15日号)
感染拡大防止補助金(2月28日締め切り分)の申請受理の状況について厚労省は国会で、個別照会へ対応する体制を取ると回答した。
保団連や協会に感染拡大防止の補助金が未だに入金されないという問い合わせが寄せられている。
保団連は厚労省に交付遅れの実情を伝え、迅速な対応を求めており、参院内閣委員会でも審議された。保団連の要請を受け、厚労省は感染拡大防止補助金(2月28日締め切り分)の概算払い申請について、まずはコールセンターで個別の申請状況を回答する体制を取ると回答した。また厚労省は、遅くとも7月末までには、交付をすべて終える見込みであると回答した。医療機関からコールセンターに個別の申請状況を照会する際は、医療機関コードを伝える必要がある。
既にコールセンターに問い合わせた医療機関からは、申請の処理が終わっていること(受付済み、交付決定済みなど)については回答が得られたが、その後の予定(交付決定や振り込みの時期)についての回答は得られない状況だという情報が寄せられている。
問い合わせ:厚生労働省医療提供体制支援補助金コールセンター
0120-33-6933(受付時間は平日9時半〜18時)
以上