ホーム


「か初診」積極的算定が8割--大阪歯科協会調査

 日歯・日歯連による一連の事件でクローズアップされている「か初診」。大阪歯科協会は、このか初診について緊急のアンケートを実施、10月5日号の同協会新聞で報道しています。

 算定状況については「積極的に算定」が83%、「ときどき算定」が8%、「全く算定していない」が7%でした。「積極的に算定」と答えた人の56%が理由を記入しています。内訳は「医院経営面から」「高点数」という経済的な理由をあげた会員が53%、「情報提供など積極的に行っている」が29%、「歯科医師会の勧め」が8%でした。

 か初診算定を年齢別にみると、30歳代、40歳代は「積極的に算定」が9割を超えていますが、60歳代は68%、70歳代は60%であり、年齢を重ねるほど「か初診」算定に慎重です。