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診療報酬―保団連の視点

歯科 金パラ「逆ザヤ」の解消を

全国保険医新聞2019年10月5日号より)

 

 2020年診療報酬改定に向けた保団連要求を紹介する。保団連は今年6月に要求をまとめ、8月8日には厚労省要請を実施するなど、取り組みを進めている。

 今年の10月改定では、金パラの告示価格が1グラムあたり1,458円から1,675円にと14.88%引き上げられた。しかし、今回改定でも「逆ザヤ」は解消されないとの現場の声は大きい。
 金パラ「逆ザヤ」問題で保団連は、▽随時改定については「5%の増減」ルールを廃止して、「変動幅」にかかわらず6カ月ごとの改定等に見直すこと▽価格改定にともなって実施される調査結果の公表等、告示価格決定ルールの詳細を示すこと―を求めている。
 「逆ザヤ」が長く続いた経過も踏まえ、実勢価格との乖離が少ない措置を講じるよう、強く求めていく。

以上