研究会交流サイト
各地の保険医協会・保険医会が主催するウェブ研究会・講習会に参加できます
保団連は、各地の保険医協会・保険医会が主催するウェブ研究会・講習会について、他県の会員も参加・視聴できる「相互利用」を促進しています。 これまでに多くの研究会・講習会が相互利用されてきました。
「相互利用」できる研究会・講習会を保団連メールマガジンでも配信しています。下記の「協会研究会一覧」はどなたでも閲覧できますが、 申込用フォームは登録無料の 保団連情報サービス に登録した会員限定で利用できます。
協会研究会一覧
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1 医療安全講習会「今さら聞けない!日常診療における患者対応のあれやこれや Part2」 政策部セミナー「ACP-これまでとこれから-」 社保研究会・内科臨床研究会 ①「愛知県における災害医療体制と医療者の心構え」 ②「今日の肝癌診療」 | ||||||
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- 2025-03-06(木)
19:00~21:00歯科臨床研究会「CAD/CAM冠・インレー,エンドクラウンの臨床」
坪田デンタルクリニック 院長、東京歯科保険医協会 会長、(一社)日本接着歯学会 理事 坪田 有史氏
神奈川県保険医協会 2024年度診療報酬改定において、CAD/CAM冠、CAD/CAMインレーの適用拡大、エンドクラウンの新設など、間接法の歯冠修復として非金属修復に誘導する方向性が示された。間接法のメタルフリー歯冠修復では、窩洞や支台歯形態の理解,ならびに歯科接着の活用が必須であり、それらを理解し、実践する必要がある。本講演では、保険治療における間接法のメタルフリー修復の勘所を解説する。
- 2025-03-06(木)
19:00~20:30平和・環境部「タリバン政権3年半、アフガニスタンの現地視察から見えてきたこと」
レシャード カレッド 先生(NPO法人カレーズの会理事長)
静岡県保険医協会 2024年の年末に、タリバン政権発足以来3年半が経つアフガニスタンに視察に行きました。私の見てきた現在のアフガニスタンの姿を報告させていただきます。 アフガニスタン国民は、タリバン政権によって安全で平和な生活がもたらされると夢見ていました。しかし実際は国際社会からの支援が停止され、食生活をはじめ教育、医療などの面においてより厳しい状況にあります。また平和や平穏な環境を知らない若者は、どうすれば良い生活が可能なのか、自分の家族や国をどう幸福にできるのかに苦悩しています。 このような現状を多くの方々に知っていただき、アフガニスタンや子どもたちの将来へ貢献できる方法を皆さんと一緒に考えたいと思います
- 2025-03-08(土)
19:00~20:30第360回プライマリケア懇話会「症例から学ぶ日常診療における診断エラー回避策」
綿貫 聡 先生(東京都立多摩総合医療センター救急・総合診療科医長)
岡山県保険医協会 【抄録】 診断エラーは患者安全に関わる重大な課題の一つである。診断の過程、特に情報統合の段階においては認知バイアスが生じ、診断エラーにつながる。診断エラーを防ぐために、メタ認知の手法の活用や非典型例の学習が提案されている。今回の講演では、診療現場でのチェックリストや診断タイムアウトの活用、認知的剖検の手法を用いた振り返りの具体を提示する。
【申込締切日時】
2025-03-06(木) 23:59【備考】
本セミナーは医療法で義務づけられている医療安全管理のための職員研修※にも対応致します。ご参加の医療機関で所定時間の参加が確認できた場合に受講証明書を発行致します。
- 2025-03-08(土)
19:00~20:30口腔顔面痛の対応及びトラニラストによる鎮痛効果
松香芳三氏(徳島大学大学院医歯薬研究部 顎機能咬合再建学分野 教授)
香川県保険医協会
- 2025-03-09(日)
13:30~17:00能登半島地震と「住み続ける権利」医療提供体制をめぐる課題を中心に
井上英夫氏(金沢大学名誉教授、 社会保障法)
瀬島照弘氏(小木クリニック院長)
廣江雄幸氏(広江歯科院長)
斉藤典才氏(城北病院副院長、石川県医師会理事、石川県JMAT調整本部長)
島中公志氏(公立穴水総合病院院長)石川県保険医協会 能登半島地震の発生から約1年。被災下での医療提供の実相とそこから見えてくる課題について、被災地の医師・歯科医師、災害医療チームなど、それぞれの立場から報告いただく。また報告者全員が登壇するディスカッションにてさらに議論を深める。
- 2025-03-09(日)
14:00~16:30医師の働き方改革シンポジウム-医療安全と医師の健康は守られているのか
総合司会:植山 直人 氏(全国医師ユニオン代表)
基調提案:越智 小枝 氏(東京慈恵会医科大学附属病院 中央検査部長)
シンポジスト① 前島 拓矢 氏(勤務医)
シンポジスト② 土谷 良樹 氏(全国医師ユニオン事務局長)
現場からの報告 水山 和之 氏(東京保険医協会 病院有床診部長)東京保険医協会 2024年4月に「医師の働き方改革」が実施され、医療機関での勤務医の就業に変化が起きました。しかし実態はどのように変わったのでしょうか。様々な立場のシンポジストの講演を基に意見交流ができるシンポジウムを企画しました。東京保険医協会の会員以外のご参加も歓迎します。 多くの方のご参加をお待ちしています。
- 2025-03-12(水)
19:30~21:00海匝香取支部・医療安全管理研修会
「災害時における診療業務継続のための対策」(仮)藤本 一雄 氏(千葉科学大学危機管理学科教授)
千葉県保険医協会 震災時における診療業務の継続、また早期に復旧・再開するために必要な対策等について
- 2025-03-14(金)
19:00~21:00歯科特別研究会「嚥下障害診療における嚥下内視鏡検査(VE)の役割と横浜市金沢区三師会嚥下在宅チームの取り組み」
河合耳鼻咽喉科医院 院長 河合 敏 氏
神奈川県保険医協会 嚥下障害患者に対しては、嚥下機能を正しく評価し、相応の対策を講じる必要がある。私が往診でVEを行った在宅の嚥下障害患者105例中、42例が絶飲食とされていたが、このうち9例(21%)は経口摂取が可能な状態だった。金沢区三師会では在宅の嚥下障害患者に対応するため、2018年5月に多職種からなる嚥下在宅チームを発足した。嚥下障害診療におけるVEの役割と金沢区三師会嚥下在宅チームの取り組みについて講演したい。
- 2025-03-15(土)
18:00~21:30歯周病・インプラントシンポジウム
問題提起:佐々木 脩浩 氏(八千代市開業)
講師①:石原 和幸 氏(東京歯科大学微生物学講座教授)
講師②:小方 賴昌 氏(日本大学松戸歯学部歯周治療学講座教授)千葉県保険医協会 問題提起:「フレイル(虚弱)を予防するための歯科戦略-多血小板血漿療法と栄養指導による歯槽骨の再生」 演題①:「インプラント周囲炎の細菌学-歯周炎とインプラント周囲炎の歯肉縁下マイクロバイオーム-」 演題②:「インプラント周囲疾患の有病率とリスクファクター」
- 2025-03-15(土)
19:00~20:003月度臨床懇話会「腰痛:何が困っているのか」
よつば整形外科 院長 木村 竜一氏
神奈川県保険医協会 腰痛といったらどんな疾患を想像するでしょうか。腰椎椎間板ヘルニア、尿管結石、十二指腸潰瘍、末期癌、解離性大動脈留、子宮内膜症等、いろいろ考えられます。今回は整形外科の一般外来でよくみられる腰痛について、私がどうしているかを紹介します。
【申込締切日時】
2025-03-15(土) 19:00【日医CC】
「60:腰痛(1.0単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です【備考】
【重要】神奈川県医師会の要請により、日医生涯教育講座(CC)の単位取得を希望する場合は、①医籍登録番号、②(医師会会員の場合は)所属郡市医師会名の登録が必須となります。未入力・入力間違い等不備がある場合、単位を取得いただけませんのでご注意ください。(恐れ入りますが、当会は一切の責任を負いかねます。)
- 2025-03-16(日)
15:00~17:002025年定期総会 記念講演会「コンプライアンスと法令遵守をめぐる最近の状況」
郷原信郎氏(郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士)
鹿児島県保険医協会 「『法令遵守』と『多数決』ですべてが解決する」という論理、「問題が指摘されても、『法令に違反していない』と開き直る姿勢」は、安倍政権下での「権力一極集中」、社会の二極化が進む中で顕著になった。 「コンプライアンスは法令遵守ではなく、社会の要請に応えること」という考え方に共感が得られ、法令の背後にある価値観が共有できる社会はどうしたら実現できるのか。 最近、日本社会で起きている事象を題材に考えてみたい。
- 2025-03-16(日)
14:00~16:00日米軍事一体化の行方と戦争リスク-この道の先に国益はあるのか!?-
布施祐仁(ジャーナリスト)
大阪府保険医協会 昨年10月の衆議院選挙の結果、改憲派が3分の2を割ったものの、安保3文書に端を発する軍事費のGDP2%化が撤回されたわけではなく、「台湾有事」を口実に何かにつけて軍備増強が主張され、社会保障予算を中心に削減が主張され続けています。このような状況は国民にとっては重要な情報であるにも関わらず、メディアで報じられることはありません。 布施さんには水面下で進められる日米同盟下での軍事一体化の現状、トランプ政権のアメリカとの間で起こりうる日米同盟関係の弊害などについて講演いただきます。
- 2025-03-20(木)
14:00~15:30第26回県民フォーラム「その症状、大丈夫?女性が知っておきたいからだのサイン」
江口 武志 先生(岡山県保険医協会理事、三宅医院診療部長)
岡山県保険医協会 女性のからだは、年齢やライフステージに応じてさまざまな変化を経験します。その「サイン」は、見逃してはいけない重要なメッセージかもしれません。最近気になる「サイン」はありませんか?例えば、月経不順や過多月経、突然の腹痛や慢性的な疲労感、さらには更年期特有の不調など。これらはホルモンバランスの変化や婦人科系疾患、生活習慣の乱れと関係していることがあります。早期発見や適切な対処が重要となるケースも少なくありません。今回はこうした女性特有の症状に焦点を当て、その背景に潜む可能性のある病気や状態についてわかりやすくお話します。あわせて日常生活で簡単に取り入れられるセルフケアや予防法もご紹介します。
【申込締切日時】
2025-03-19(水) 23:59【備考】
現地会場・・・岡山コンベンションセンター 301会議室
現地参加の場合、3/13までに申込ください。
岡山県保険医協会事務局 TEL086-277-3307
- 2025-03-23(日)
10:00~12:00歯科学術研究会「30年間の地域医療・訪問診療の実践からの学び~地域のつながりで進める食支援のかたち~」
木村 年秀先生(まんのう町国民健康保険造田歯科診療所(香川県))
三重県保険医協会 【講師からのメッセージ】 私は30歳代前半に島根県の小さな町でフッ化物洗口による子供たちのむし 歯予防に取組み、行政や住民の方々と協働で進める歯科保健の醍醐味を実感し ました。その後に赴任した三豊総合病院では多職種連携による地域医療の本質 を学びました。そして今、高齢者が移動手段を失うなど生活環境が健康に多大 な影響を及ぼしていることを知り、専門職が地域住民と一緒に支えあう仕組み づくりに取組んでいます。講演では地域で学んだ様々な経験をお話します。皆 様が実践されている地域医療のご参考にしていただければ幸いです。
【備考】
案内チラシ:https://mie-hok.org/wp-content/uploads/site1583/files/202501/2025%E5%B9%B43%E6%9C%8823%E6%97%A5%E3%80%8C%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E3%80%8D%E6%A1%88%E5%86%85
- 2025-03-25(火)
19:30~21:00第101回歯科ポストグラデュエートコース
歯科訪問診療を依頼する際のポイント〜歯科訪問診療でここまでできる中島 真亜沙 先生(はなふさ歯科医院訪問部院長)
半井 桜子 先生(はなふさこどもデンタルクリニック院長)岡山県保険医協会 講演①「ニーズに応える歯科訪問診療の始め方と実際」 講師:中島真亜沙先生(はなふさ歯科医院訪問部院長) 講演②「「明日からの臨床に役立つ小児の口腔機能発達不全症」 講師:半井桜子先生(はなふさこどもデンタルクリニック院長) 講演の詳細は岡山県保険医協会HP掲載の講演案内よりご確認ください。
- 2025-03-26(水)
19:30~20:50産婦人科医から見た昨今の女性医療に関する諸問題:ピルやホルモン補充療法のお話も!
甲賀 かをり 氏(千葉大学大学院医学研究院産婦人科学 教授)
千葉県保険医協会 女性の社会進出の陰で、女性医療に関する新しい諸問題が発生している。月経関連疾患、不妊症などである。さらに長らく女性がマイノリティーであった組織では、女性の健康への理解と支援が不足している場合も多い。産婦人科医師の視点から、さまざまな専門の皆様に向け、薬物療法の使い方、問題提起、ディスカッションを行いたい。
- 2025-03-27(木)
19:30~21:00第632回 月例研究会「在宅診療の視点からみた高齢者の皮膚疾患」
浅井皮膚科クリニック 院長 浅井 俊弥氏
神奈川県保険医協会 高齢者の在宅診療において、皮膚疾患は決して見過ごせない重要な課題です。生命予後に関与しないものの患者、家族のみならずケア担当者のQOLが低下する要因となりえます。今回かゆみを主訴とする皮膚疾患として、一般の湿疹・皮膚炎群の疾患、疥癬とその鑑別疾患、高齢者特有の水疱疾患について講演していただきます。在宅診療に関わる先生のみならず、高齢者に携わる沢山の先生方のご参加をお待ちしております。
【日医CC】
「26:発疹(1.5単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です【備考】
【重要】神奈川県医師会の要請により、日医生涯教育講座(CC)の単位取得を希望する場合は、①医籍登録番号、②(医師会会員の場合は)所属郡市医師会名の登録が必須となります。未入力・入力間違い等不備がある場合、単位を取得いただけませんのでご注意ください。(恐れ入りますが、当会は一切の責任を負いかねます。)会場参加の場合は、FAX申込時に所定の欄にご記載ください。
- 2025-03-27(木)
14:00~15:30JOY会・第39回研究会「妊娠時の高血圧」
神奈川歯科大学附属病院 内科・腎臓内科 橋本 達夫教授
神奈川県保険医協会 出産年齢が高齢化するに伴い、かつての妊娠中毒症は妊娠高血圧症候群になり、高血圧を主体としたものになり、さらにその後、多臓器障害の概念を取り入れた疾患概念になりました。日本腎臓学会のガイドラインでも、腎疾患を理由とした妊娠禁忌がなくなり、実臨床に即した分類となりました。本講演では妊娠高血圧症候群の診療指針2021を、腎臓内科医の視点から解説いたします。講演終了後は30分から1時間程度、講演内容の他、内科関係のご質問やご相談を広く募り、橋本先生にお答えいただきます。奮ってご参加ください。
- 2025-03-29(土)
14:30~16:30第677回社会保険研究会「診療報酬改定の現状と課題:若干の私見」
尾形 裕也 氏 九州大学名誉教授 中央社会保険医療協議会(中医協)入院・外来医療等の調査・評価分科会会長
京都府保険医協会 我が国の医療政策において、診療報酬(改定)は大きな役割を担っているが、その位置付け及び基本的な性格については必ずしも明らかではない面がある。特に令和の3回の改定については、改定プロセス、改定内容両面において大きな問題をはらんでいるように思われる。本講演においては、診療報酬改定に関して若干の私見を披露し、会員の皆様のご参考に供したい。
- 2025-03-29(土)
19:00~21:00医科学術研究会「不眠症のステップドケアを実践するための治療選択と出口戦略」
三島 和夫 氏(秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座教授)
千葉県保険医協会 不眠症は成人の約10%が罹患しており、半数の5%が医療機関から睡眠薬を処方されている。いったん慢性化(3カ月以上持続)すると難治性となり睡眠薬を年単位で長期服用するケースが増加する。不眠症の重症度は患者ごとに大きく異なる。睡眠薬の不必要な長期投与、卒薬抵抗、身体依存に陥らないためにも、症状の特徴や程度に応じて適切な治療を段階的に提供するステップドケアが求められている。そしてそれが可能になる治療選択肢が登場してきた。
- 2025-03-30(日)
14:00~16:00あなたの老後が危ない!どうなる、どうする?介護保険
上野 千鶴子氏(社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長)
長野県保険医協会 介護保険の歴史は4分の1世紀。現場は確実に進化した。スタート時には不可能だった独居の在宅看取りも可能になった。経験値の蓄積、スキルの向上、人材が育ったからだ。4半世紀現場を見てきた私にはそれが断言できる。だがその条件は「介護保険のサービス水準が現状のままならば」というもの。なぜなら介護保険制度そのものが危機に瀕しているからだ。24年4月の報酬改定で、高齢者の在宅ケアの要である訪問介護報酬が切り下げられた。それでなくても人手不足の訪問介護事業所の倒産・休業が相次いでいる。このままでは保険料を強制徴収されているのに、必要な時に使えない「保険詐欺」が起きるだろう。あなたの老後の安心がかかっている。
- 2025-04-01(火)
19:30~21:00地域医療学習会「在宅における高齢者虐待への対応」
日本福祉大学社会福祉学部教授 湯原悦子氏
神奈川県保険医協会 本学習会では高齢者虐待について、医療従事者の皆様が基礎知識を身につけ、実際に虐待が疑われる事例に遭遇した場合に適切に行動できるようになることを目的としています。はじめに虐待の判断、緊急性の判断、通報後の流れについて説明します。その後、臨床現場で見られる代表的な虐待事例を紹介し、それぞれについて対応のポイントを示すとともに、予防や悪化防止の観点から、どのようなアセスメントが求められるのかについて解説します。
【日医CC】
「4:医師・患者関係とコミュニケーション(1.0単位)」
日医生涯教育制度の認定講座(予定含む)です【備考】
※WEB講演 講師は来場しません
※日医生涯教育講座申請中
- 2025-04-03(木)
19:00~21:00歯科臨床研究会「小児の口腔機能管理-口腔機能発達不全症の対応」
千葉歯科医院 院長 浜野 美幸氏
神奈川県保険医協会 子どもの口腔機能発達を診るにあたり、形態、機能、心理の3つの側面から考え、令和6年に『口腔機能発達不全症の基本的考え方』の変更事項も含めて、臨床的な対応について事例を交えて解説いたします。本疾患に気付く機会は、診察だけでなく、乳幼児歯科健康診査や学校歯科健康診断も重要です。今年初めに歯科の参画が決まりました5歳児健康診査についても触れ、多くの方に子どもの口腔機能の育成に関わっていただけるようにお話ししたいと思います。
- 2025-04-04(金)
19:30~21:00新聞部学習会「ジェンダー表現をきっかけに組織を変える―言葉を生む背景を考える―」
ジャーナリスト/元新聞労働委員長 吉永 磨美氏
神奈川県保険医協会
関東ブロック 社会全体のジェンダー意識が高まる中、日常生活、職場や家庭、学校や地域活動の中で、表現や組織のあり方が問われる時代になってきました。社会全体には男性中心の文化や世界観が脈々と引き継がれています。表現だけ変えていても真の変革になりません。ジェンダー表現をひも解きながら、言葉の背景にある構造的組織的問題について考えます。
- 2025-04-19(土)
14:30~16:30肺マック症の一般臨床(社保研究会)
社会医療法人宏潤会 大同病院 名誉理事長・呼吸器内科 吉川 公章 氏
愛知県保険医協会 肺非結核性抗酸菌症の罹患率は2014年には10万対比14.7と高く、一般臨床で遭遇する機会も多くなっている。そのうち肺マック症はおよそ90%程度であり、日常臨床での対応方法などについてお話させていただきます。
- 2025-04-30(水)
19:00~20:30歯科の真の役割 多職種で食べる喜びを 〜21世紀超高齢社会における健康観〜
医療法人社団光生会 陵南診療所 摂食リハビリステーション 嚥下部長 植田 耕一郎 先生
茨城県保険医協会 高齢化社会は、社会が成熟している証であり、むしろ世界に誇るべきことです。しかし、手にした長寿社会に見出されたものは、認知症、癌、脳卒中であったりします。穏やかで、心豊かな人生を全うするための支援に、歯科医療に期待されていること、その実践と考え方について、検討いたしたく存じます。 1.要介護高齢者の摂食機能に関する特徴 2.診療所を核にした在宅食支援 3.21世紀超高齢社会における健康観 「さっぱりした」「おいしい」といった瞬間こそが、生活する上での本質だと思います。それらを積み重ねていくために、いかに生活支援ができるか、実践的な話し合いの場となれば幸いです。
- 2025-05-25(日)
10:00~12:00歯科学術研究会「パーシャルデンチャーの勘所 -一つ上の義歯を目指して-」
市川 哲雄先生(徳島大学 名誉教授)
三重県保険医協会 【講師からのメッセージ】 パーシャルデンチャーは、1歯欠損から1歯残存まで多様性に富むため、 多くの要素を考慮する必要があるように思われます。しかし、基本的に抑え るべきは、義歯の動揺を最小限に抑えて安定性を確保し、粘膜と支台歯への 負担を調和させることです。また、残存歯との審美的調和を追求することで、 より満足する義歯の実現が可能となります。本講演では、設計の基礎から臨 床で役立つポイントを分かりやすく解説し、ワンランク上の義歯治療に役立 つ工夫や実践的アプローチを紹介できればと思っております。
【備考】
案内チラシ:https://mie-hok.org/wp-content/uploads/site1583/files/202501/2025%E5%B9%B45%E6%9C%8825%E6%97%A5%E3%80%8C%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%A1%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E3%80%8D%E6%A1%88%E5%86%85
- 2025-06-08(日)
10:30~12:30歴史ミステリー 人類は噛んで進化した~骨から探る人類史~
馬場悠男氏(国立科学博物館名誉研究員、日本歯科大学客員教授、座間市教育委員)
「保険でよい歯科医療を」大阪連絡会 顎と歯を見ると、人類が何を食べて、どのように進化してきたかがわかる。300万年前の猿人は、硬い豆や草の根を噛むために、顎が頑丈で臼歯が発達していた。道具や火を使い肉を食べ始めた200万年前の原人以降では、徐々に顎と歯が小さくなったが、1万年前の縄文人では我々現代人に比べるとはるかに頑丈な顎とみごとな歯並びを保っていた。ところが、現代の若者や子供たちは、甘やかされた(甘やかされたい!)食生活によって、顎は華奢になり歯並びが乱れている。そんな状態を、江戸時代に先取りしていた徳川将軍とその親族の例をヒント(反面教師?)とし、何とか改善して、健康寿命を延ばしたい。